半導体パッケージテスト用コンタクター PCR
高度な測定を低コストで実現するシートタイプのコンタクターです。測定対象物及び測定ボードへのダメージもなく安定した接続が可能です。
PCRは、特殊な方法でシートの厚さ方向に導電粒子を配向させた加圧導電性コンタクトシートです。 導電粒子が配列された電極部を加圧(圧力を加える)することで導電粒子が互いに接触し、複数の通電経路が形成される事で安定的な電気特性を維持します。 主材料をシリコーンゴムとしている為、コンタクト時にICパッケージ及び測定ボードにダメージがを与える事無く運用可能です。 また、PCRは面接触である為、位置ズレ許容も大きくとる事が可能です。 短距離接続の利点を生かし、高周波要求のハイエンドな製品の測定に最適となります。 PCRは圧力がかかることで、無数の導電パスが瞬時に形成され、抜群の安定性と比類なき電気的信頼性を実現します。 接続距離が非常に短いため、PCRは高周波・高性能テストに求められるスピードと精度を可能にします。 PCRテストソケットは、カスタムでの設計が可能である為、お客様のご要求に合わせた形状・構造をご提案可能なうえ、 コスト効率と信頼性のバランスに優れており、さまざまなタイプの半導体パッケージのテストに最適です。
基本情報
・対応Pitch:1.27~0.25ミリ *各pitch毎に対応可能な電極長・磁極径は異なります。 ・対応grid数:100x100(目安) *各pitchにより対応可能なgrid数は異なります。 ・対応サイズ:100x100ミリ(電極エリア/目安) *各pitchにより対応可能サイズは異なります。 ・使用温度範囲:標準タイプ/-40~125℃、ワイドレンジタイプ/-55~150℃
価格帯
納期
型番・ブランド名
JMT シートタイプコンタクター
用途/実績例
適用用途 ・最終選別テスト(ハンドラー) ・システムレベルテスト/SLT ・高周波検証評価 ・設計検証評価 ・信頼性評価 ・デバック検証 ・基板間接続(短距離接続コネクター、半田実装置き換え)/BtoB ・バーンインテスト