飽和状態まで素早く加湿。加湿用膜式モジュール『サンセップ』
ガスの成分はそのままに湿度を調節可能!フッ素系樹脂製膜を介したクリーンな加湿を実現します。
【サンセップの特徴】 ■湿度の調整が可能 加湿水の温度の飽和状態までガスを加湿します。加湿水の温度を変えることで容易に湿度の調節が可能です。 ■コンタミが入らない 膜を介してガスを加湿するためガスと水が直接触れることがなく、ガス中にコンタミが入ることを防ぎます。 ■様々な流量に対応可能 流量に応じて様々なサイズの製品をご用意しております。 ■水蒸気を選択透過・高いガスバリア性 サンセップの膜は水蒸気を高速で透過し、そのほかのガスはほとんど通しません。 ■設置姿勢を問わず、電源いらず 設置の向きに制限はありません。また、膜の内側と外側の水蒸気分圧差が駆動力となるため、電源を必要としません。 モジュールのサイズや性能など、詳しくはカタログをご覧ください。 ※分析向けに、サンプルガスを除湿するモジュールもご用意しております。
基本情報
【FORBLUE サンセップとは?】 水蒸気を高速で透過させる『非多孔膜』を使用した、膜式加湿器/ドライヤーです。 【中空糸膜とは?】 非常に細いストロー状の樹脂膜を『中空糸膜』と呼びます。サンセップの中空糸膜は、AGC旭硝子が開発したフッ素系イオン交換樹脂に、特殊な化学処理を施すことで非常に高速な水蒸気透過性を持たせた『非多孔膜』です。 【非多孔膜とは?】 孔を介して水蒸気を移動させる他社製品『多孔膜』は、孔より小さい分子は水蒸気と同様に膜外へ排出してしまいます。また、孔径によってはコンタミ発生の恐れもあります。一方のサンセップは表面に孔の無い『非多孔膜』なので、水蒸気以外のガスを殆ど通さず、コンタミ物質も物理的にブロックします。 【なぜ加湿も除湿もできるのか?】 サンセップの膜は、湿度の高い方から低い方へと水蒸気を移動させる性質を持っています。そのため、乾燥ガスを膜内に供給し、周囲を湿潤空気(もしくは水)で満たせば加湿が、湿潤ガスを膜内に供給し、周囲を乾燥空気で満たせば除湿が可能となります。 『サンセップ』はAGCエンジニアリング株式会社の登録商標です。
価格情報
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納期
型番・ブランド名
膜式ドライヤー/加湿器 サンセップ
用途/実績例
【加湿事例】 ・酸素などの一般的なガス ・低温ガスの加湿 ・菌やバクテリアのコンタミを発生させない加湿 ・水とガスを直接に触れさせないガス加湿 【除湿事例】 ・煙道排ガス ・オゾンガス ・呼気ガス ・硫黄 ・ガス検知 ・その他大気一般 など
詳細情報
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<サンセップの動作原理> サンセップの中空糸は、膜の内側と外側の空気(ガス)の間に生じる湿度の差(水蒸気圧差)を等しくしようとする性質を持っており、湿度の高い方から低い方へと水蒸気を移動させます。また、非多孔膜なので水蒸気以外のガス成分を殆ど透過させません。
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<除湿の原理> 膜の内側に湿った空気(ガス)を流し、外側に乾燥した空気(ガス)を流します。すると、膜を介して湿った方から乾燥した方へ水蒸気が移動していくので、除湿された空気(ガス)が得られます。
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<加湿の原理> 膜の内側に乾燥した空気(ガス)を流し、膜の外に湿った空気(ガス)・もしくは水を流します。除湿の時とは逆に、膜の外側から内側へ水蒸気が移動していきますので、加湿された空気(ガス)を得ることができます。
関連動画
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独自の技術開発と製造プロセスにより、安全、安心、快適で環境に優しい世の中を創造する化学品事業。 苛性ソーダや塩ビモノマーをはじめとするクロールアルカリ事業と、ポリオールを中心とするウレタン事業。そして、世界トップレベルのフッ素化学事業を柱としています。