【コンデンサ故障の原因解説】コーティングしたコンデンサが故障
対策は、コンデンサ全周をコーティング剤や樹脂で被覆しないことです!
使用中に電解液が漏れて基板の配線が短絡し、コンデンサが故障した 事例をご紹介します。 アルミ電解コンデンサの電解液は、稼働中に蒸発しガスが封口ゴムパッキンを 通じて大気中に放散。またアルミ電解コンデンサは圧力弁を備えています。 このため、コンデンサを樹脂などで覆ってしまうと、ガスの放散や圧力弁の作 動を妨げてしまいます。 この事例では、コーティング材が圧力弁を塞ぎ、圧力弁の動作を阻害したこと でコンデンサの封口部が破損し、電解液が漏れだしました。 この結果、基板の配線が短絡しコンデンサが故障しました。 【対策】 ■コンデンサ全周をコーティング剤や樹脂で被覆しない ■当社のアルミ電解コンデンサのほとんどは、最大10Gの振動加速度を与える 振動試験に耐えることができる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【あわせてご注意ください】 ■アルミ電解コンデンサにワニスや樹脂などを使用する場合は、それらの材料と 溶剤シンナーや添加剤などがハロゲンフリーであることをご確認ください ■フラックスや洗浄剤は十分に乾燥させてください ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【回路設計者必読の解説書】コンデンサ故障の原因と対策事例15選
用途/実績例
【コンデンサにこんな症状が見られたら故障です】 ■ケースが膨張している(膨らんでいる) ■ケースに亀裂がある ■ケースと封口部との間に隙間がある ■圧力弁が作動した(圧力弁が開いた) ■ケースが破裂した ■熱い、発熱している ■煙が出ている ■液漏れしている ■異音が出ている ■異臭が出ている ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社では、アルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサ、蒸着フィルムなどを 取り扱っております。 当社のコンデンサは、いまやハイテクノロジー産業にはなくてはならない 存在となりました。 高性能、軽量・小形化をいち早く実現し、多様なニーズにお応えします。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。