【コンデンサ故障の原因解説】アルミ電解コンデンサがスパークした
対策として、コンデンサを取り扱う前には蓄積された電荷を放電させてください!
アルミ電解コンデンサの交換作業で、コンデンサの端子を金属でつないだ ところ、スパークしてオペレータを驚かせてしまいました。 コンデンサを放電すると、電極に蓄えられた電荷は瞬時に消滅して、 端子間の電圧は見かけ上ゼロになりますが、誘電体の双極子分極は 維持されます。 短い放電時間でコンデンサを開放すると、誘電体に残った双極子分極に よって電極に電圧が再び誘起されます。 つまり誘電体に蓄えられた電荷が染み出して端子に再起電圧を発生させます。 この状態で端子を導体で短絡させたためスパークが発生しました。 【対策】 ■コンデンサを取り扱う前には100Ω~1kΩ程度の抵抗をコンデンサの 端子間に接続させ、蓄積された電荷を放電させる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【あわせてご注意ください】 ■通常、再起電圧の発生は1~3週間程度でピークとなり、 その後徐々に電圧が低下する ■これは誘電体が分極した状態が緩和されるため ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【回路設計者必読の解説書】コンデンサ故障の原因と対策事例15選
用途/実績例
【コンデンサにこんな症状が見られたら故障です】 ■ケースが膨張している(膨らんでいる) ■ケースに亀裂がある ■ケースと封口部との間に隙間がある ■圧力弁が作動した(圧力弁が開いた) ■ケースが破裂した ■熱い、発熱している ■煙が出ている ■液漏れしている ■異音が出ている ■異臭が出ている ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社では、アルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサ、蒸着フィルムなどを 取り扱っております。 当社のコンデンサは、いまやハイテクノロジー産業にはなくてはならない 存在となりました。 高性能、軽量・小形化をいち早く実現し、多様なニーズにお応えします。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。