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廃油再生装置は遠心分離機やコアレッサ、フィルタなどから好適な機種を選定。 ●遠心分離機は、比重に差のある物質を遠心力で強制的に分離する装置です。廃油から水と夾雑物を分離して回収、特に廃油内に夾雑物の量が多い場合に適しています。 ●コアレッサは、廃油内に混在する細かな水分を粗粒化して回収する装置です。分離しにくい細かな水分が多量に混ざり込んでしまった場合に適しています。 ●フィルタは、濾材が吸水すると同時に細かな夾雑物も濾過します。廃油の再生工程において精度を求める場合に最終仕上げとして使用されます。 ●廃油再生装置にドライエアを追加することがあります。ドライエアは、油内に混在する水分を水蒸気として取り込みます。連続投入することで水分値の早期低下を見込みます。 廃油内の夾雑物の粒径分布や水分量などを分析し、効果確認テストを経て好適な機種を選定します。 液面・水分値・pH・温度・粘度などの各種センサを取り付けた廃油タンクと廃油再生装置をシステム化し遠隔監視。 求める精度に到達したら自動的に再生が完了します。

適応機種によって変わりますので詳細はお問い合わせください。

適応機種によって変わりますので詳細はお問い合わせください。

廃油再生システム（水分値など各種センサを付帯したタンクと廃油再生装置をシステム化）

【現状】 ある金属加工メーカー様では、部品の出荷前に、部品の洗浄を兼ねて防錆油を塗布する工程がありました。防錆油には前工程で使用した水溶性クーラント由来の水分やゴミが混入し洗浄機能と防錆性能が低下するため、一度使用したら廃棄されている状況でした。 【改善】 そこで当社の廃油再生システムを導入。コアレッサ式の油水分離機により細かな水分を効率的に除去し、さらに絶対ろ過精度3μを誇る高性能浄油フィルタで夾雑物を徹底ろ過しました。 【結果】 その結果、新油と同等の性能を回復し廃油の再生が実現。何度も再使用ができたことで毎月20万円近い新油の購入コストが削減できました。 【実績多数】 作動油、潤滑油、加工油、洗浄油、防錆油、焼入油など多種多様な油で実績あり。油は“使い捨て”から“繰り返し使う”時代に。油を長持ちさせ持続可能な製造体制の実現に貢献します。 【ご案内】 「ちょっと相談してみたい」「試すだけでも価値がありそう」―そう感じたら、まずはお気軽にお問合せください。実績のご紹介をはじめ、効果確認テスト、装置レンタル、より良いフローの提案など経験豊富なスタッフが丁寧にご案内いたします。