【技術】大気圧プラズマによるスマートフォン付着菌への殺菌効果検証
大気圧プラズマ照射がどの程度の殺菌効果を持つかを可視化し、その有効性と課題を明らかにすることを目的とした実験を行いました!
スマートフォンのガラス面に付着した微生物に対する大気圧プラズマの殺菌効果を 検証し、その対象となった微生物の詳細と結果をご紹介いたします。 スマートフォンのガラス面の「未処理の部分」と「ガラス面に大気圧プラズマを 照射した部分」から綿棒で微生物を採取し、培養を行いました。その後、両者の ペトリ皿に形成された微生物のコロニーを比較することで、殺菌効果を評価。 その結果、主に「手指由来の菌」と「環境由来の菌」が確認され、少なくとも 3種類の微生物が観察されました。プラズマ照射後のプレートでは、「未処理」の ものと比較して全体的にコロニーの数が減少しました。 【観察された微生物】 ■細菌または酵母 ■糸状菌(カビ) ■放線菌 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
基本情報
【結論】 ■大気圧プラズマ処理は、スマートフォンに付着した「手指由来の細菌・酵母」 などの微生物を減少させる効果が期待できる ■一方で、カビの胞子のように抵抗性の高い微生物も存在するため、完全な殺菌を 実現するには、照射条件の最適化などが必要である可能性が示唆された ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
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用途/実績例
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