点群を利用した製品検査『spGauge』 組付け変形を可視化
組付け後の製品変形・ズレの原因究明に
個々の部品が高い精度で製造されていても、製品の組付けや溶接の過程で部品が変形したり、位置がずれたりすることは珍しくありません。 これにより、製品全体の品質や性能に影響が出る可能性があります。 「spGauge」の組付け評価機能は、こうした組付け後の変形やずれの状況を詳細に解析し、その原因特定と対策立案を支援します。 非接触測定機で取得した点群データを活用し、組付け後の各部品の変形度合いや位置ずれを色分けマップやベクトルで視覚化。 これにより、問題箇所とその傾向を直感的に把握でき、効率的な品質改善活動に貢献します。 【spGauge 組付け評価機能の特徴】 ・CADデータとの高精度フィッティング:分割した点群データをCADデータと高精度にベストフィットさせます。 ・変形箇所の視覚化:変形した部品をカラーマップで視覚的に表示し、問題箇所を明確にします。 ・位置ずれの可視化:表面点群データ位置にCADデータの複製を作成し、ズレの方向と量をベクトルや数値で表示します。 ※詳しくは以下のページをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
『spGauge』は、素早く広範囲を測定できる非接触測定機から出力される点群データと3次元CADデータとを比較することで、短時間に製品形状や金型形状の異常部位を検知できるツールです。 状全体や部分を使用したフィットする位置合わせや、基準部位(平面、直線、穴位置など)を使用した位置合わせ手法にも対応。 これにより、ユーザーは検査対象や目的に適切な位置合わせ手法を選択し、高精度な検査結果を得ることができます。 【位置合わせ(抜粋)】 ■基準部位における位置合わせ ■断面における位置合わせ ■タッチ合わせ ■対応する面を一致する位置合わせ 【検査(抜粋)】 ■誤差階調検査 ■寸法公差・幾何公差 ■断面検査 ■歪み検出 ■鋳造・樹脂製品向け特化機能 ■プレス製品向け特化機能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
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当社は、1984年の設立以来、一貫して製造業の現場が抱える多様な課題と向き合ってきました。お客様が持つ豊富なノウハウと、当社が強みとする3次元形状処理技術を融合させることで、製造現場に真に役立つソリューションを提供しています。 事業の柱は、柔軟な対応力を活かした「受託開発」と、現場ニーズを反映した「パッケージ製品」の2つ。いずれの領域においても、お客様の課題を丁寧に捉え、現場視点での分析と確かな技術力を活かし、価値ある製品・サービスの提供を目指しています。