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火力発電所向け 鍛鋼品 継手

ボイラー関連で使用される溶接式管継手の特殊な形状にも、高い技術力で対応が可能です!

彫刻品?とも思わせる、惚れ惚れする仕上がりの継手です。 これは、”削り出し”といって、塑性加工ではなく、鍛造材から削って作ります。 火力発電所のボイラー関連で使用される溶接式管継手の中には、塑性加工(鋼材を伸ばしたり縮めたり、曲げたり、引き抜いたり)では造れないような、大きくて特殊な形状を有する製品があります。 このようなご要望に対しては、通常の塑性加工での製作ではなく、鍛造材からの切削によって製作します。 形状としては主に一方向から同じ角度に分岐させる(Y-PIECE)、一方向から片方だけ枝のように、ある角度で分岐させる(LATERAL)、Tの字に分岐させる(T-PIECE)があります。 口径は400~800mmが主で、大きいものでは10トン程度のものもあります。 当該製品は非常に過酷な条件のもとで使われるため、製品の仕様としては、発電用火力設備の技術基準に基づき、使用材料の厳密な成分規定や熱処理条件の規定を設けます。単純に形状が合っているだけでなく、使用材料のUT試験、製品での引張試験、衝撃試験、硬さ試験、浸透探傷試験等を実施し、すべてクリアした上で最終製品としてご提供しております。

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基本情報

火力発電所で使用される鍛鋼品の継手には、ボイラーで熱せられた600℃近い高温で高圧の蒸気の流れ(主蒸気、高温再熱蒸気等)を分岐(合流もある)させる役目があります。 ベンカン機工では、長年培った技術力で、様々な製品の製作にチャレンジし、それを可能にしてまいりました。 これまで、多くの難しい鍛造製品の製作実績がございます。 多様な対応力で、お客様のプラント配管のコストダウンをお手伝いさせていただきます。

価格帯

納期

用途/実績例

火力プラント・原子力、石油化学プラント、LNGプラント、ガスパイプライン・ステーション、造船プラント、他各種分野に納入実績を有します。

詳細情報

特殊品及び配管プレファブカタログ

製品カタログ

FEM(有限要素法)受託解析サービス リーフレット

製品カタログ

取り扱い会社

住宅の給水、給湯配管から大規模プラントの巨大なパイプラインまで、生活を支える配管は世界中に張り巡らされております。 株式会社ベンカン機工は、その配管部品である溶接式管継手の製造に携わっております。 一般建築の給水・給湯配管に止まらず、厳しい品質が要求される発電所、ガスプラント、製油所、石油・化学プラント、造船などに至るまで、配管環境(設計・使用条件など)や施工状況に合わせた最適な製品をご提供させていただきます。

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