溶接式管継手 バルジ成形によるT(ティー)製造
バルジ成形(ハイドロフォーミング)は今や様々な加工に利用され進化を遂げています。
バルジ成形(ハイドロフォーミング)とは、金型内に置いた管材(鋼管など)に高い内圧と軸荷重(軸押込み)を負荷して変形させ、金型に沿った形状に加工する方法で、炭素鋼、ステンレス鋼、アルミ、銅、真鍮など、各種合金の鋼管を素材とした塑性加工です。 バルジ成形を用いることで、以下のようなメリットがあります。 1.一体成形が可能なため、複雑な成形も可能。加工品の剛性が向上し、品質向上につながる 2.材料増肉成形が可能なため、鋼管の直角曲げが可能となり、工数削減や加工スピードのアップが実現できる このように、複雑な成形が可能な上、コスト削減も可能な成形方法です。 当社では、T(ティー)をはじめ、45°YTの特殊T(ティー)、クロス、ラテラルなどの溶接式管継手製造も可能です。 お客様のニーズに合わせた材質、口径、厚みの溶接式管継手、また、特殊品の製造のご相談もお受けしておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
基本情報
1940年にアメリカで開発されて以来、時代と共に進化を遂げ、自動車業界をはじめ、応用研究も盛んに行われてきました。しかし、最初に工業化された分野は実は溶接式管継手のT(ティー)の成形と伝聞されています。 ベンカン機工では、前身である日本弁管工業株式会社で1978年からT(ティー)のバルジ成形による生産を開始しており、長きに渡り大切な技術を進化・伝承し、お客様へ信頼性確かな製品を提供し続けております。
価格帯
納期
用途/実績例
原子力・火力プラント、LNGプラント、石油化学プラント、ガスパイプライン・ステーション、造船プラント、水処理施設、焼却施設他各種分野に納入実績を有し、多種多様なニーズにお応えしながら、決して目立たない地味な存在ではございますが、お客様の生活を支えています。
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住宅の給水、給湯配管から大規模プラントの巨大なパイプラインまで、生活を支える配管は世界中に張り巡らされております。 株式会社ベンカン機工は、その配管部品である溶接式管継手の製造に携わっております。 一般建築の給水・給湯配管に止まらず、厳しい品質が要求される発電所、ガスプラント、製油所、石油・化学プラント、造船などに至るまで、配管環境(設計・使用条件など)や施工状況に合わせた最適な製品をご提供させていただきます。