デバリングセンター SPEEDIO DG-1
変種変量生産のダイカスト素材における バリ取り作業の機械化を実現する
基本情報
『基本仕様』 ■移動量 X:500mm Y:300mm Z:275mm A軸回転中心から主軸端面までの距離:80mm~355mm ■テーブル 最大積載質量 50kg ■主軸回転数 1~20,000min-1 ■工具収納本数 6本 ■割出し速度(A軸) 100min-1 ■所要床面の大きさ(mm) 998mm×1,656mm【制御装置扉開口時:2,494mm】
価格帯
納期
型番・ブランド名
デバリングセンター SPEEDIO DG-1
用途/実績例
変種変量生産のダイカストの素材バリ取りは、ロボットシステムによる バリ取り作業の置き換えでは効率が悪く、今でも手作業で行っています。 人材不足や厳しい作業環境の問題があるため、機械化ニーズが高まっています。 デバリングセンター DG-1は、ブラザー独自技術の加工立ち上げ機能により、 バリ取り作業の機械化を実現します。 【対象とするバリ】 パーティングライン(膜バリ) ゲート、 オーバーフロー 押し出しピン跡 スライドの隙間
詳細情報
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最適な機械構成 ブラザー独自の加工立ち上げ機能により、手作業で行っている変種変量生産のバリ取り加工の生産効率を大幅に向上させ、機械化を実現します。 ■バリ取り作業の機械化を進める3つの特長 デバリングセンター DG-1には、ブラザー独自の加工立ち上げ機能を搭載しています。簡単な教示操作や補正、自動経路生成などにより、短時間での加工立ち上げができます。最適な機械構成による幅広いバリの種類への対応やドライ加工に対応した高い切粉排出性も実現しており、手作業のバリ取り加工の機械化を進めます。 ■治具エリア ローラーギヤカム構造の傾斜軸(A軸)を搭載した4軸制御で、広い治具エリアを持っているため自由度の高い治具設計が可能です。また、傾斜軸の面板とサポート間でゆりかご治具を構成するための治具ベース(オプション)も用意しています。 ■治具搭載事例 無駄のない機械構成により、治具設計の自由度が高く、大物ワークから多数個取りの治具まで搭載しやすくしています。
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ブラザー独自の加工立ち上げ機能 代表点の教示や直感的な経路補正などの簡単な操作、自動加工経路生成や自動プログラム変換など ブラザー独自の加工立ち上げ機能搭載。短時間の加工立ち上げで、手作業の変種変量生産のバリ取り加工の機械化を実現。 STEP1 代表点の教示 マスターワーク※に工具を当てて、代表点の教示をします。ロボットに比べ、教示点が少なく、直線や円弧の定義も必要ありません。緩やかな曲線であれば、始点と終点のみの教示でも加工経路を自動生成できます。 ※マスターワークはバリ取り済みの良品ワークをご用意ください。 STEP2 加工経路の自動生成 教示された代表点を基にマスターワークを倣い、加工経路を自動で生成。倣い動作による加工経路の生成をするため、ロボットやマシニングセンタに比べて、経路の修正が少なくなります。 STEP3 直感的な操作で経路補正 タッチパネルで補正箇所を指示でき、直感的な操作で加工経路や条件の補正ができます。教示点やエリアごとに補正。 STEP4 加工プログラムの自動変換 加工経路や加工条件データから加工プログラムへ自動で変換。簡単に加工プログラムの作成ができます。
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多彩な機能 ■ピックアップ式ATC搭載 ピックアップ式ATCは収納本数6本で、さまざまな種類のバリ取り工具を使用できます。開閉するマガジンカバーにより、切粉の影響を最小限に抑えます。 ■教示ミスしても機械が壊れるリスクを低減する機能※ 機械の移動速度と力を抑える低トルク機能を搭載しています。代表点の教示や加工経路の自動生成において、教示ミスしても機械が異常接触を検知して停止します。操作パネルの低トルクキーを押すことにより有効になります。 ■ドライ加工に対応した切粉排出性 直下型排出構造により、切粉を機外へ排出します。機械の前面から引き出す切粉トレイにより、簡単に切粉を処理することができます。
カタログ(2)
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[国内仕様] SPEEDIO総合カタログ
この製品に関するニュース(1)
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****************** 時代が変わる。準備はいいか。 生まれ持ったスピードとコンパクトサイズ。 固定観念を打ち破る、高い切削能力。 さあ、勝ち残りたいなら見逃すな。 SPEEDIOの力で無駄を削ぎ落とせ。