【圧電ワイヤーセンサー技術】装置駆動用サーボモータ
圧電ワイヤーセンサーの検知メカニズムを解説。センサを搭載する巻取機や自動搬送車の駆動軸として検討可能なモータ。
微小な振動や圧力を検知するセンサーとして、「圧電ワイヤーセンサー」の活用が広がっています。セラミックス製の圧電素子とは異なり、フッ素樹脂(PVDF等)などの柔軟な圧電材料を同軸ケーブル状に加工しているため、曲面への配置や長距離の敷設が容易な点が最大の特徴です。 センサーに圧力や曲げ、振動などの機械的応力が加わると、圧電効果(ピエゾ効果)によって電圧が発生します。電源供給が不要(自己発電型)であり、数ヘルツの低周波から超音波帯域(広帯域)まで、マイクロ秒単位の「高速応答」で微小な変化を捉えることができます。この特性を活かし、AGV(無人搬送車)の接触検知バンパー、見守りベッドのバイタルセンシング、製造ラインにおけるフィルム張力や異常振動のモニタリングなどに用いられます。 当社はセンサーメーカーではありませんが、こうした高感度センサーと連動して動く「フィルム巻取機の精密な張力制御」や、「接触センサーを搭載したAGVの駆動部」に組み込めるモータ製品を取り扱っております。
基本情報
■ 圧電ワイヤーセンサーの技術的要点 ・圧電(ピエゾ)効果:加えられた力(ひずみ)に比例して電荷が発生する現象。静的な圧力(押しっぱなし)よりも、動的な変化(振動・衝撃)の検知に優れる。 ・柔軟性とノイズ耐性:同軸ケーブル構造により、外部からの電磁ノイズ(EMI)の影響を受けにくく、微小な信号を正確にアンプへ伝達可能。 ・広帯域特性:人の呼吸や脈拍などの微小な低周波から、機械の異常振動、衝突検知などの高周波まで幅広くカバー。 ■ センサ連動装置向け ACサーボモータ(CMSシリーズ)の特徴 ・高速レスポンス:センサーが検知した異常信号(衝突や張力変動)に対し、エンコーダからのフィードバックを用いて遅延なく急停止やトルク調整を行う制御に活用できます。 ・試作・小ロットから全数国内検品を実施してお届けします。
価格情報
強力なネオジム磁石を用いたコアード設計を採用し、標準在庫品として生産体制を確立しているため、価格と納期に非常に優れています。年間使用数量やロット台数、ドライバおよびギヤヘッドの有無に応じて価格が変動いたしますので、コスト削減をご希望の方はぜひ一度お見積りをご依頼ください。ご予算やご希望に添えるよう、当社営業部が全力を尽くして対応いたします。
納期
型番・ブランド名
CMSシリーズ
用途/実績例
【センサー技術を活用する装置でのモーター用途検討例】 ・圧電ワイヤーセンサーを安全バンパーに搭載したAGV・AMR(無人搬送車)の走行駆動軸 ・ロール・トゥ・ロール(フィルムや紙の巻取り)装置において、センサーで張力を監視しながら巻き取るトルク制御モーター ・設備異常や振動を検知するスマートファクトリー内の各種自動化ラインの駆動部 ・見守りセンサー搭載の介護ベッド等の昇降・リクライニング用アクチュエータ 【当社モータ ラインナップ】 ・自動化装置・張力制御用 ACサーボモータ(CMSシリーズ) ・コンベア・ポンプ等の駆動用 ブラシレスモータ(CMHシリーズ) ・重量物搬送AGV用 ホイール型ギヤ付きモータ(WGMシリーズ) ・小型搬送・機構駆動用 小型ギヤードモータ(SGMシリーズ)
関連動画
ラインアップ(7)
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| CMS40 | (□40 / 25W~50W / 0.12~0.16Nm) |
| CMS60 | (□60 / 100W~300W / 0.5~1.47Nm) |
| CMS80 | (□80 / 375W~750W / 1.84~3.70Nm) |
| CMS110 | (□110 / 550W~1175W / 2.50~5.76Nm) |
| CMS130 | (□130 / 525W~2400W / 2.5~14.6Nm) |
| CMS180 | (□180 / 2400W~5200W / 11.5~24.6Nm) |
| 全シリーズ | ※全モデルにおいて、無励磁作動形電磁ブレーキおよび遊星ギヤヘッドの搭載オプションをご用意しております。 |





