【鉛電池の電圧降下対策】位置決め用サーボモータ
鉛とリチウムの放電電圧特性の違いを解説。停止精度が求められるAGVやロボットアームに検討可能なACサーボモータ。
AGV(無人搬送車)の動力源を検討する際、「放電時の電圧降下特性」は走行性能に直結する重要な要素です。 鉛蓄電池は、放電が進みバッテリ残量が減るにつれて電圧がなだらかに低下していく特性があります。そのため、稼働後半になるとモータに供給される電圧が下がり、AGVの走行スピードやトルクが落ちてしまう現象が起こります。一方、リチウムイオン電池は放電末期まで電圧が平坦(フラット)に保たれる「定電圧特性」を持つため、充電が切れる直前まで安定した走行性能を維持できます。 当社取り扱いの「ACサーボモータ(CMSシリーズ)」は、こうしたリチウム電池の安定した電圧供給を活かし、ステーションでのミリ単位の停止精度や、多関節アームの正確な軌道制御が求められる無人搬送機器の駆動軸として検討可能なモーターです。
基本情報
■ 放電電圧特性とモータ制御の要点 ・放電カーブの違い:鉛電池は容量低下と比例して端子電圧が下がるため、インバータやドライバ側で電圧変動を補う制御が必要。リチウムはプラトー(平坦)領域が広く、安定した電力を供給。 ・停止精度への影響:電圧が安定していることで、加減速時のトルク応答性が一定に保たれ、目的の位置で正確に停止するブレーキ制御が容易になります。 ■ 精密位置決め向け ACサーボモータ(CMSシリーズ)の特長 ・高分解能エンコーダからのフィードバックにより、電圧変動に左右されにくい安定した速度・位置制御の構築に活用できます。 ・DC24V/48Vの低電圧駆動に対応し、バッテリ駆動ロボットの関節部や昇降軸の設計に組み込み可能です。 ・試作・小ロットから全数国内検品を実施してお届けします。
価格情報
強力なネオジム磁石を用いたコアード設計を採用し、標準在庫品として生産体制を確立しているため、価格と納期に非常に優れています。年間使用数量やロット台数、ドライバおよびギヤヘッドの有無に応じて価格が変動いたしますので、コスト削減をご希望の方はぜひ一度お見積りをご依頼ください。ご予算やご希望に添えるよう、当社営業部が全力を尽くして対応いたします。
納期
型番・ブランド名
CMSシリーズ
用途/実績例
【放電特性を活かした精密駆動機器での用途検討例】 ・ステーションでのミリ単位の停止精度が求められる、AGV(無人搬送車)の走行・操舵軸 ・バッテリ駆動で動作するモバイルマニピュレータ(アーム付きAGV)の多関節駆動部 ・安定したトルクが要求される、自動倉庫内のピッキングロボットや昇降リフターのアクチュエータ 【当社モータ ラインナップ】 ・自動化装置・位置決め用 ACサーボモータ(CMSシリーズ) ・コンベア等の駆動用 ブラシレスモータ(CMHシリーズ) ・重量物搬送AGV用 ホイール型ギヤ付きモータ(WGMシリーズ) ・軽量自走ロボット用 ダイレクトモータ(HSMシリーズ)
関連動画
ラインアップ(7)
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| CMS40 | (□40 / 25W~50W / 0.12~0.16Nm) |
| CMS60 | (□60 / 100W~300W / 0.5~1.47Nm) |
| CMS80 | (□80 / 375W~750W / 1.84~3.70Nm) |
| CMS110 | (□110 / 550W~1175W / 2.50~5.76Nm) |
| CMS130 | (□130 / 525W~2400W / 2.5~14.6Nm) |
| CMS180 | (□180 / 2400W~5200W / 11.5~24.6Nm) |
| 全シリーズ | ※全モデルにおいて、無励磁作動形電磁ブレーキおよび遊星ギヤヘッドの搭載オプションをご用意しております。 |





