新製品、19インチラックマウント型半導体レーザ 4 kWモデルをリリース
コヒレント・ジャパン株式会社 本社、大阪支店、厚木TEC
コヒレント社(米国カリフォルニア州サンタクララ)は、2018年6月1日、コンパクト設計で高出力、ファイバーデリバリータイプの半導体レーザシステムの新製品HighLight DL4000HPRをリリースした。本モデルは、クラッディングや熱加工、ブレージングなどの金属加工に適し、比類なき利便性とコストパフォーマンスを提供する。 HighLight DL4000HPRは、装置メーカー、エンドユーザのいずれにとっても、魅力的ないくつかの特長を備えている。電源システムおよび制御システムを内蔵のため、非常にコンパクトなフットプリントを実現し、19インチラックへの搭載が可能である。そのため自動車や半導体の製造現場など設置スペースが非常に重要な要件となる応用に最適なモデルとなっている。さらに、HighLight DL4000HPRは、間接水冷式半導体レーザを使用しているため、高純度精製水(脱イオン水)や専用のDIカートリッジなどの設備が不要で、導入しやすい製品となっている。また45%と高い変換効率を実現し、低エネルギー消費、低運用コストを実現している。