CODERE社 SYSTEM250 モジュール式ベル型熱処理炉
熱処理「歪み」にお困りのお客様に! [バッチ式熱処理ライン]全自動雰囲気制御式、モジュラーユニットでライン構成が自在
SYSTEM250炉は、非常にシンプルなスライドシステムで(処理部品と共に)動作します。この動きは保護雰囲気ガス下で行われるため、お客様の処理部品(ロード)は大気と接触することはありません。処理部品は熱処理ライン内でのすべての熱処理工程の期間中、加熱炉の雰囲気で保護されます。 炉内搬送中のワークロック不要。 概要 •機能的に分離・独立したベル型加熱炉と焼入れ槽でライン構成されたモジュラー式 熱処理ラインでは、処理部品は焼入れ槽に直接移送されます。 •加熱炉から焼入れ槽への処理部品の移送は、雰囲気を維持しながら処理部品を内包したまま加熱炉をスライドさせるだけです。 •加熱炉-焼入れ槽への移送時間は15秒未満 特徴 •様々な焼入れオプションを同時に採用することで、同じ熱処理ラインで豊富な加熱/焼入れの組合せ熱処理を実現できる。 •必要に応じて、処理量や熱処理の拡張・追加が容易である。 •熱処理パラメータ(温度、雰囲気)の柔軟性を必要とする中小規模の部品製造に最適。 •歪みリスクが伴う薄く長い部品に最適。 •加熱炉内で雰囲気を維持したまま処理部品を焼入れ移送するので、温度ロスがない。
基本情報
Conception, Design, Researchをモットーとする工業熱処理炉メーカー、コデレ社(CODERE)は、油焼入れ、中性ソルト焼入れ、ベル型炉及びその他個別設計の熱処理炉を供給する世界的なメーカーです。 さまざまな熱処理プロセス(浸炭、焼入れ、焼戻し、焼鈍し、オーステンパー、窒化、ろう付け、浸炭窒化、焼結、軟窒化、酸窒化、焼入れ【油/水/ソルト】)に適したバッチ炉、ピット炉、焼入れ自動化設備、ベル型炉、連続炉、メッシュベルト炉を製造しています。 SYSTEM250:お客様の全てのニーズにカスタマイズできるモジュール式ライン構造 SYSTEM250のモジュールには以下が含まれます: •洗浄装置 •焼鈍し/焼戻し炉 •水、ガス、油、中性ソルトによる焼入れ槽 •予熱炉 •ストレージ・ステーション •サブゼロ炉 •ソルト回復ユニット お客様は、生産のニーズに応じてライン構成をカスタマイズすることができます。 ラインを構成するモジュールは、生産の増加に合わせて追加可能です。
価格帯
納期
型番・ブランド名
BELL FURNACE SEMI/FULL AUTOMATIC OR MANUAL - SYSTEM 250/251
用途/実績例
歪みリスクを伴う下記のような製品に最適なソルト焼入れ ◆長さのある製品 ◆厚みの薄い製品 ◆ひずみが起きやすい金属製品
関連動画
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1948年、ドイツ人創業者のクラウス・コーレンスによって東京に設立された当社は、戦後初めて日本での事業再開を許されたドイツ系商社として、創業以来日本の復興と近代化、高度経済成長期を日本企業の皆様と共に歩んで参りました。 75年を超える歴史の中で私たちが常に情熱を傾けてきたことは、ヨーロッパを中心とした海外の先端技術を日本の様々な産業で活躍されている企業の皆様に紹介することにあります。 また、その一方で日本のお客様からの多岐に亘るフィードバックがヨーロッパのサプライヤーに反映され、更に磨かれた技術となった事例が過去数多くあります。 おかげさまで現在でも日本におけるドイツ系商社のトップ企業であり続けていることができるのも、こうした私どもの取り組みが、お客様やサプライヤーから高い評価をいただいている証左だと自負しております。 これからも日本のお客様と海外メーカーの間に立ち、ビジネス慣習や文化、伝統、行動の相違に配慮し、お互いを尊重したより良い関係を作ることを心がけていきます。 そして、製品の販売はもとより、納入後もお客様に長期的なアフターサービスを提供すべく努力して参ります。