SPD-booster x8010
Xilinx社Zynqを搭載、プロ用無線機に搭載されるSDRボード
ソフトウェア無線(SDR:Software Defined Radio) Xilinx社Zynqを搭載、SoC上のソフトウェアで変調復調処理を実現するSDR開発プラットホームです。一般に販売されているSDRボードは、研究開発用途には適していますが、高い性能が要求される無線機には向きません。SPD-booster x8010は、厳しい仕様をもとめられる実用機にSDRユニットとして搭載されています。 AM,FMなどの処理はもとより、Wifiや地デジなどOFDMの変復調処理も搭載可能(*1)。また、ディジタルアップコンバータ機能により、1GHzまで直接送信波を生成します。 受信はサンプリング周波数200MHzのAD変換器を搭載しており、必要な選択度特性などを考慮してスーパーヘテロダイン方式のダウンコンバータを組み合わせます(ダウンコンバータは外付け)。 これに、仕様により必要なパワーアンプをつければ無線機が出来上がります。 (*1)別途開発が必要です。
基本情報
【主要諸元】 ■ZynqSoC:XC7Z020-2CLG484E(標準搭載) ▶OS Linux:Petalinux RTOS:Vivado SDK ▶変復調ライブラリ AM,FM,PSK,OFDM,他カスタム対応 ■ADC:2ch、14bit、200Msps ■DAC:1ch、14bit、1.6Gsps~2.4Gsps可変 ■I/F ▶LAN:Etehrnet 1000/100/10Base 1ch ▶USB-UART 1ch ■電源:DC+12V、20W以下 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
アナログ無線機の置き換え VHF帯/UHF帯AM無線機(送信機、受信機、送受信機)に導入 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
取り扱い会社
■旬の技術で顧客のイノベーションを加速 コスモリサーチのビジネスは、旬の技術の先行開発から始まります。例えば、SDR (Software Defined Radio)「実用的なソフトウエア無線機を開発するためのプラットホームを開発する」というテーマから、試作品を開発、顧客に提案し、最終製品を開発、製造、事業化しました。ミリ波、SDRをはじめとして、RFSoC、ディジタルRoFなどの開発プラットホームを用意し、低リスクで新たな製品を提案いたします。 ■自社ブランドと共同開発、2つのビジネスモデル 比較的研究開発要素が高く、生産量の少ない製品、例えば、NHK、NICT、JAXAなどへは自社ブランドで開発、納入しています。一方、グローバルなマーケットを狙うような製品は、マーケットを熟知した企業と、協業で開発しています。