ダイセン・メンブレン・システムズ株式会社 公式サイト

微細藻類・植物プランクトン濃縮向けUF膜装置

水産種苗メーカーでご採用!UF膜装置で最大900倍濃縮を実現

「MSSシリーズ」は、中空糸型UF膜モジュール1本を搭載したシンプルな装置です。 微細藻類・植物プランクトン濃縮の用途は、中空糸膜にある0.01㎛の孔によって藻類と培養水を分離し、藻類を濃縮します。 培養液を循環させるクロスフローろ過方式により、藻類のダメージを抑えて高濃縮を実現します。 装置は海水対応品で構成され、処理量に応じて3つの装置からお選びいただけます。 ★培養液での処理テストは公式HPより★ 受託試験・試験用小型モジュール販売・試験機貸出 【藻類を効果的に分離濃縮】 ■藻類へのダメージが少なく安定した品質 ■クロスフローろ過方式でUF膜が詰まりにくい ■遠心分離に対し消費エネルギーが1/2程度 ■連続処理や運転自動化も可能 ■ろ過水は無菌水として再利用可能 ■膜モジュールは酢酸セルロース膜(CA膜)とポリエーテルサルホン(PES膜)から選択可能 【分離膜種の違いについて】 親水性が高いCA膜は汚れが付着しにくく、長時間の運転で効果的です。 PES膜は初期の透水性能が高く、短時間で処理を終えたい場合に適しています。 ※詳しくお気軽にお問い合わせ下さい。

公式HP‐水産・農業ソリューション

基本情報

各装置の詳細仕様はHPよりお問い合わせください ■製品ラインナップ (1)MSS-F20-PM 装置寸法:W1380×D700×H2113mm 原水流量:6.7~13.3㎥/hr ろ過流量:500L/hr以上 運転最低液量:30~40L (2)MSS-F10-PM 装置寸法:W915×D651×H1980mm 原水流量:1.9~3.8㎥/hr ろ過流量:150L/hr以上 運転最低液量:20~30L (3)MSS-F03-PM 装置寸法:W915×D651×H1980mm 原水流量:1.9~3.8㎥/hr ろ過流量:50L/hr以上 運転最低液量:20~30L *ろ過流量は藻類や培養液の液質により異なります。 *運転最低液量は装置の稼働に必要な最低原液量を指し、使用するタンクによって異なります。 ■装置構成品 原水ポンプ(海水対応)・架台(キャスター付)・配管(PVC)・バルブ・圧力計・流量計・温度計・制御盤 ■装置運転方法 手動運転 【追加オプション】 ■原水タンク(濃縮タンク) ■ろ過水タンク ■逆圧洗浄機能 ■自動運転制御

価格情報

HPよりお問合せください

価格帯

100万円 ~ 500万円

納期

応相談

HPよりお気軽にお問い合わせください。

型番・ブランド名

MSSシリーズ

用途/実績例

■愛媛県の水産種苗メーカー お客様の現場にて、ナンノクロロプシスの培養液・20~30t/日を約24時間処理した結果、 CA膜では約900倍、PES膜では約600倍の濃縮を達成しました。 ■様々な藻類で処理試験実績続々 ナンノクロロプシス・キートセロス(珪藻)・ボツリオコッカス・クラミドモナスなど ■微細藻類の市場拡大 微細藻類は2枚貝などの餌として水産養殖市場で需要がある他、藻類に含まれる成分から健康食品や化粧品開発への応用で期待されています。

ラインアップ(3)

型番 概要
MSS-F20-PM ろ過量500L/h以上の装置です。FN20モジュールを搭載できます。
MSS-F10-PM ろ過量150L/h以上の装置です。F10モジュールを搭載できます。
MSS-F03-PM ろ過量50L/h以上の装置です。F03モジュールを搭載できます。

取り扱い会社

ダイセンメンブレン・システムズは、株式会社ダイセルとセントラルフィルター工業との合資で生まれた、分離膜モジュールの製造・販売会社です。 株式会社ダイセルでの、分離膜モジュールの技術と経験を生かし、これまで実績が豊富な「上下水道」「医薬・医療」「化学」「食品」「し尿処理」はもとより、近年では膜処理水を用いた節電システムなど、あらゆる産業分野・用途において分離膜の未来を探求しつづけています。

おすすめ製品