チューブラー型UF膜モジュール
10mm以上の内径で高濃度・高濁度・高粘度の液も処理可能!国内唯一の管状モジュール
チューブラー型膜モジュールは、管状膜モジュールとも呼ばれ、流路が広いパイプ状の分離膜モジュールです。その形状特性は高濃度原水の固液分離に最適で、し尿・排水処理をはじめ、数多くの分野で使用されています。 UF膜モジュールは分画分子量に応じて、対象物質を選択的に処理することが可能です。RO膜・NF膜に比べて高い処理流量を確保できます。 【特長】 ■原水流路が広く(~14.5mm)閉塞しにくい管状モジュール 高濁度・高COD・高粘度・SS含有・浮遊固形物含有などの液体もそのままろ過が可能 ■クロスフローろ過型で多様な処理を実現 ろ過だけでなく、濃縮精製にもご利用いただけます ■濃縮液が滞留しにくい構造 有価物の回収や食品製造分野などに有効です ■スポンジボールで物理洗浄可能 専用のスポンジボールを原水流路に流すことで、膜面に付着した汚れを物理的に洗浄可能です。 ■2つのモジュール内部構造 18本の分離膜が繋がり、高濃縮が可能なシリーズ型と、 18本が独立しており高流量を流せるパラレル型があります。 ■接着剤不使用 味や香りに影響を及ぼす溶出物のリスクを低減します
基本情報
チューブラー型UF膜モジュールは分画分子量・モジュールタイプ・膜材質の異なる11種類から選べます。 モジュールの性能は膜種によって異なりますので、詳しくはカタログ・公式HPをご確認ください。 ■UF膜モジュール仕様 分離膜内径/内臓分離膜本数/膜面積/直径/長さ/構造 【MH25型モジュール】 14.5mm/18本/2平米/114mm/2640mm/シリーズ型 【TU-P18A型モジュール】 11.5mm/18本/1.6平米/109mm/2619mm/シリーズ型 【TU-P18LP型モジュール】 11.5mm/18本/2.3平米/114mm/3870mm/パラレル型
価格情報
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納期
型番・ブランド名
MH25/TU
用途/実績例
■果汁濃縮 ■し尿処理 ■ラテックス濃縮 ■酵素濃縮 ■オリゴ糖精製
ラインアップ(3)
型番 | 概要 |
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MH25型モジュール | 18本の分離膜が全て直列に繋がったシリーズ型のUF膜モジュールです。膜材質はポリアクリロニトリル(PAN)とポリエーテルサルホン(PES)があります。 |
TU-P18LP型モジュール | 18本の分離膜が独立したパラレル型のUF膜モジュールです。膜材質はポリオレフィン系とポリスルホン系があります。 |
TU‐P18A型モジュール | 18本の分離膜が全て直列に繋がったシリーズ型のUF膜モジュールです。膜材質はポリオレフィン系とポリスルホン系があります。 |
カタログ(2)
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ダイセンメンブレン・システムズは、株式会社ダイセルとセントラルフィルター工業との合資で生まれた、分離膜モジュールの製造・販売会社です。 株式会社ダイセルでの、分離膜モジュールの技術と経験を生かし、これまで実績が豊富な「上下水道」「医薬・医療」「化学」「食品」「し尿処理」はもとより、近年では膜処理水を用いた節電システムなど、あらゆる産業分野・用途において分離膜の未来を探求しつづけています。