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熱伝導性無機フィラー「ダイピロキサイド#7300シリーズ」

従来のアルミナ比で高熱伝導率・低機械摩耗性を有する複合酸化物系フィラー

ダイピロキサイド#7300シリーズは、当社の複合酸化物顔料の合成技術を応用し開発したアルミナベースの複合酸化物系パウダー(熱伝導性フィラー)です。 アルミナをメインに少量のいくつかの金属酸化物の複合物とすることで、アルミナと比較し高い熱伝導率を有しています。また、形状が丸み状で低硬度のため、加工時の金型や成型機・ポンプの他、成型品の加工時に使用するブレードやドリル等の摩耗を低減させることができ、設備の高寿命化・不純物混入防止に寄与します。

基本情報

【特長】 ・絶縁性や耐水性、耐薬品性に優れ、トータルバランスが良好です ・アルミナと比較し、高熱伝導率、低硬度、高熱放射(輻射)率といった特徴を有しており、様々なアプリケーションにて効果を発揮します ・窒化ホウ素等の鱗片状粒子との組み合わせでも、熱伝導率の向上が期待できます ・金属酸化物の組み合わせを変えることにより、更なる低硬度品や着色品等の設計も可能です

価格帯

納期

用途/実績例

【用途】 ・放熱シート ・放熱塗料、放熱インキ ・放熱筐体、放熱基板 ・接着剤、グリース、封止材

ラインアップ(4)

型番 概要
#7321 平均粒子径:1µm
#7323 平均粒子径:3µm
#7330 平均粒子径:10µm
その他、着色品(黒、青)、異種形状品等の開発品あり

熱伝導性無機フィラー「ダイピロキサイド#7300シリーズ」

製品カタログ

取り扱い会社

世界のいたるところで空間やモノは彩られています。大日精化工業は「彩り」の素となる顔料だけでなく、着色剤やインキ・コーティング剤、顔料分散体など、彩るものに合わせた「製品」を揃えています。さらに、大日精化工業は「こんな材料があれば、便利!」といわれる機能性材料や樹脂合成の開発力で高い評価をいただいています。