PLCから超音波発振器をダイレクト制御する新しい通信モジュール
ケーブル1本で超音波発振器の全ての機能をダイレクトに制御/モニタリング可能!
デュケインiQシリーズプローブ発振器用に開発された通信モジュール「iQLinQ」は自動機と超音波発振器を組み合わせて使用する際に、PLCからダイレクトに超音波発振器を制御・モニタリングすることが可能です。 従来のI/O信号を1本ずつ端子に接続する面倒な配線作業を、ケーブル1本をコネクタ接続するだけで完了させます。配線作業の手間、配線ミスを無くし、そこにかかるエンジニアリングコストを大幅に削減します。 またPLCから全ての溶着制御設定、データのモニタリング、リミット設定および判定結果の確認を行う事ができ、超音波発振器を完全に自動機の一部として取り込み使用することができます。 従来の方式では、振幅制御や発振出力信号用にアナログユニットが必要でしたが、「iQLinQ」を使用すれば、これらのアナログユニットも不要になります。 従来の自動機での超音波発振器の制御の方式を完全に打ち崩した新時代の通信ユニットは自動機と超音波発振器のコンビネーションを更に強化し、装置全体の機能性アップに大きく貢献致します。
基本情報
デュケインのiQLinQは、自動装置と超音波発振器を接続し制御、モニタリングをする為の独自の通信プロトコルです。 iQシリーズプローブ発振器で使用可能で、イーサネット/IP、CC-Link、ProfiBus、EtherCATなどの工業用通信プロトコルに対応しています。 iQLinQはデュケインiQシリーズプローブ発振器と自動装置のPLC間の通信プロトコルを簡素化するソリューションです。iQLinQを採用することにより、エンジニアリングコスト(プログラミングや配線作業)の削減、誤配線の危険性の解消、全ての機能を制御・モニタリングできることによる装置の機能性向上など、様々なメリットが生まれます。 ユーザーはiQLinQを使用することにより、溶着条件の設定、リアルタイムデータや溶着結果データの入手をPLCから全て行う事が可能になります。 信頼性の高いデジタル制御のiQ発振器による精密且つ安定した溶着と、iQLinQとの組み合わせにより、更にコストとダウンタイムの削減にも貢献致します。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
~ 1ヶ月
型番・ブランド名
iQLinQ(TM)
用途/実績例
自動機で超音波発振器を制御するプローブシステムの制御、モニタリングに使用されています。
詳細情報
カタログ(1)
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取り扱い会社
デュケインジャパンは米国イリノイ州セントチャールズに本社を置くDukane IAS LLC.の日本法人で、サーボ制御技術を駆使した超音波サーボウェルダーを始め、イーサネットIP接続またはCC-Link接続で外部PLCから制御、モニタリングが可能な超音波プローブシステム、高い機械的剛性で精度の高い溶着が可能な振動溶着機、回転と加圧をサーボ制御で行うサーボウェルドプラス(デュアルサーボ)スピンウェルダーなど、独自の高度な技術で様々なプラスチック溶着工程をサポートします。 また「One World, One Dukane」をモットーに、世界の主要工業国に展開するワールドワイドネットワークで、日本以外の国と地域でも充実したサポートを提供しており、日本で購入した装置を海外拠点に移設して現地でサービスを受ける、逆に海外から移設された装置を日本でメンテナンスを受ける、という事も可能です。