微細部品・精密部品用/超低歪熱処理装置 シェーカーハース炉
微細加工専用工作機械に対応する熱処理装置
基本情報
処理物(ワーク)の形状ごとに同一条件加熱・同一条件冷却が行われる搬送方法・機構(シェーカーハース式)を採用しました。 炉内ハースを揺動させることにより、ワークを単品ごとに搬送します。 ワークの炉内滞留時間をギヤードモーター(インバーター制御)により自在に調整できます。 ワーク形状に合わせて加熱炉の傾斜角度を調整し、一定温度で焼き入れ槽に落下できるようにします。
価格情報
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納期
用途/実績例
【特徴】 ■温度分布精度をよくするため、高性能デジタル温度調節計 (指示設定精度±0.3%FS)、無接点リレーを使用するとともに、ヒーター回路を 3ゾーン制御としているので、より緻密な制御ができる ■酸化脱炭を防止するため、ワークは耐熱鋼マッフル内で加熱される。 外部からの空気の持ちこみを防止し、内部の空気を確実にパージできる 構造としている ■炉内雰囲気は処理物(ワーク)に合わせて窒素ガスをベースに、メタノール 分解ガスまたはプロパンガス、水素ガス(オプション)を添加できる ■炉内のカーボンポテンシャル(CP値)・残留酸素・露点の監視可能(オプション) ■省エネ対応加熱炉として高機能断熱材を使用し、外部放熱温度を極力抑える (表面温度 約50℃) ■ワーク材質に合わせて焼入れ槽の焼入れ油の温度を設定できる ■パーツフィーダー(オプション)による自動供給が可能 ■無酸化焼入れ後は、小型超音波洗浄機→小型雰囲気焼戻炉により 所定の処理を行うことが出来る □その他詳細についてはカタログをご覧ください
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弊社はアルミ・銅などの溶解関連、ガラス・環境分野・新素材開発・鉄(鋼)・非鉄金属部品の熱処理、大学や企業の研究室など、様々な分野で必要とされる各種工業炉を設計・製造・販売しています。 また、工業炉メーカーでありながら、大手製鉄メーカーのプラントメンテナンスも請け負うなど、創業以来半世紀以上にわたり、数々の経験と実績で産業界から高い評価を頂いています。 2020年4月より金型・治工具、小物部品の熱処理及び水素雰囲気熱処理を中心とした光輝熱処理を得意とするThermalを統合することにより、小ロット少量生産から大型大量生産まで各種加熱装置が提供可能となりました。 海外展開も積極的にすすめており、顧客の東南アジアを中心とする海外進出に伴って、当社の技術は海外でも数々の実績を収めています。 目的・用途に合った加熱装置・熱処理装置・関連装置をご提案致します。