流気式高温焼戻炉 RBM型/RH型
鋼を生かし、寿命をのばす、金型・工具向け焼戻し炉
金型や工具は焼入れ後に焼戻しを行う必要があり、焼戻しの良否によって金型の寿命は数倍変わります。 RBM型では、使用温度が100 ~ 550℃と幅広く、種々の低温・中温熱処理が可能! また、焼戻しだけにとどまらず、溶接後の応力除去や焼きなまし・加熱焼きばめ処理にも使用されています。 ※熱間ダイス鋼、ハイス鋼の焼戻しも処理可能な高温仕様(MAX630℃)のRH型もございます。 《焼戻しの目的》 ○ 焼入れによる内部応力を除去し、焼割れを防止 ○ 不安定な焼入れマルテンサイトを安定化し、経時変形を防止 ○ 用途に適した硬さに焼戻しして、じん性を与える ○ SKD製金型の高温焼戻しや、ワイヤカット放電加工割れ防止に有効 ○ 高温焼戻しによって、熱函での寸法変化の防止、耐ヒートチェックの向上をはかる
基本情報
【須知概要】 ○ 使用温度範囲 : 100 〜 550℃(RBM型) 100 ~ 630℃(RH型) ○ 炉内循環撹拌ファンにより温度分布良好 ○ 内装はステンレス製で堅牢・長寿命 ○ 保温は軽量断熱材を使用し、小型で省電力 ※その他詳細は、資料請求またはカタログダウンロード下さい。 処理物の材質・サイズに応じて、最適な装置をご提案致します。
価格情報
-
納期
型番・ブランド名
RBM型 / RH型
用途/実績例
● 鋼の焼戻し(低温 ~ 高温) ● 焼ばめ ● 溶接後の応力除去 ● アルミニウムのT4、T5、T6処理
カタログ(5)
カタログをまとめてダウンロード取り扱い会社
弊社はアルミ・銅などの溶解関連、ガラス・環境分野・新素材開発・鉄(鋼)・非鉄金属部品の熱処理、大学や企業の研究室など、様々な分野で必要とされる各種工業炉を設計・製造・販売しています。 また、工業炉メーカーでありながら、大手製鉄メーカーのプラントメンテナンスも請け負うなど、創業以来半世紀以上にわたり、数々の経験と実績で産業界から高い評価を頂いています。 2020年4月より金型・治工具、小物部品の熱処理及び水素雰囲気熱処理を中心とした光輝熱処理を得意とするThermalを統合することにより、小ロット少量生産から大型大量生産まで各種加熱装置が提供可能となりました。 海外展開も積極的にすすめており、顧客の東南アジアを中心とする海外進出に伴って、当社の技術は海外でも数々の実績を収めています。 目的・用途に合った加熱装置・熱処理装置・関連装置をご提案致します。