全自動繰返しテンパー(焼戻し)炉「TAF型」
加熱後の冷却を全自動で実施!任意の回数で繰り返しテンパー(焼戻し)をセットすれば全自動で実行します!
ダイス鋼(SKD)やハイス鋼(SKH)の焼戻しには、2回以上の繰返しテンパーで靭性の回復や残留応力の低減を図ることができます。しかし、従来の炉ではその操作を手動で行っていたため、手間がかかり時間もかかりました。 「TAF型」ではワークをセットすれば全自動で加熱→冷却→加熱…を繰り返すので、夜間運転が可能で人手も掛からず、リードタイムの短縮にも貢献します。 【特長】 ■自動繰り返しテンパー機能 1回目:靭性向上、二次硬化、残留応力の低減、残留オーステナイトの分解、新マルテンサイト発生 2回目:新マルテンサイトの焼戻し、残留応力低減 ■操作はタッチパネル式、プログラムによる簡単操作 ■ワークをセットすれば全自動で加熱→冷却→加熱…を繰り返す ■人手がかからず、夜間自動運転可能 ※詳細はお問い合わせいただくか「カタログをダウンロード」からご覧ください。
基本情報
用途:鋼の焼戻し(低温~高温)、焼ばめ、溶接後の応力除去、アルミニウムのT4,T5,T6処理 温度:100~550℃(TAF)、100~630℃(TAF-H) 処理重量:50~100kg/gross ※詳細はお問い合わせいただくか「カタログをダウンロード」からご覧ください。
価格情報
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納期
型番・ブランド名
TAF型
用途/実績例
■ダイス鋼(SKD)やハイス鋼(SKH)のテンパー ■熱問ダイス鋼、ハイス鋼の繰り返しテンパー(高温タイプ)
カタログ(5)
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弊社はアルミ・銅などの溶解関連、ガラス・環境分野・新素材開発・鉄(鋼)・非鉄金属部品の熱処理、大学や企業の研究室など、様々な分野で必要とされる各種工業炉を設計・製造・販売しています。 また、工業炉メーカーでありながら、大手製鉄メーカーのプラントメンテナンスも請け負うなど、創業以来半世紀以上にわたり、数々の経験と実績で産業界から高い評価を頂いています。 2020年4月より金型・治工具、小物部品の熱処理及び水素雰囲気熱処理を中心とした光輝熱処理を得意とするThermalを統合することにより、小ロット少量生産から大型大量生産まで各種加熱装置が提供可能となりました。 海外展開も積極的にすすめており、顧客の東南アジアを中心とする海外進出に伴って、当社の技術は海外でも数々の実績を収めています。 目的・用途に合った加熱装置・熱処理装置・関連装置をご提案致します。