排水と廃水、その違いとは?【基礎知識】
「排水」と「廃水」の違いを知っていますか?工場の廃水処理・排水処理の基本を解説
■排水と廃水はどう違う? 「排水」は、水を外に排出すること、あるいは排出された水を指します。一方「廃水」は、使用後の汚れた水そのものを指す言葉です。廃水の水は処理に使われた汚れた状態ですが、排水の水は必ずしも汚いとは限らない、というのがこの2つの言葉の使い分けのポイントです。 ■廃水処理はどう「きれいな水」を作る? 生産現場では研磨排水や切削液廃水など、様々な廃水が発生します。廃水処理は、これらの廃水を凝集処理などできれいな水と汚れに分けることです。凝集処理では、汚れの微粒子に凝集剤を加えて粒子同士をくっつけて大きな塊にし、沈殿・ろ過などで取り除きます。廃水処理できれいにした水は循環させて生産現場で再利用されることもありますが、処理した水には少なからず薬剤成分が含まれているため、再利用できるかどうかの判断は慎重に行いましょう。 ■排水処理と排水基準はなぜ必要? 排水処理は、工場の外などに水を排出するために廃水を処理することです。廃水に含まれる成分によって、排水基準は異なります。これは、河川や海域などの公共用水域や地下水を汚染から守り、生活環境を保全するために定められているものです。
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