ボイラーの復水はなぜ腐食しやすい?【基礎知識】
純度が高いほど腐食しやすい?ボイラー水pH11前後管理の理由
■なぜ蒸気・復水は腐食しやすい? ボイラの蒸気は不純物が少ないため、鉄イオンや銅イオンが溶け込みやすい性質があります。一般に、不純物の少ない純度の高い水は酸を中和する緩衝作用に乏しく、わずかな酸性成分でもpHが大きく下がりやすいため、かえって金属を溶かし込む腐食性が強まるとされています。 ■復水のpHはなぜ下がる? 熱交換して凝縮した復水は酸素や炭酸ガス(CO2)が溶け込みやすく、CO2が水に溶けると炭酸になってpHを押し下げます。このpH低下が配管の腐食を進行させる原因です。 ■アルカリ性に保つとなぜ防食になる? ボイラ水のpHを11.0から11.8位に保つ事が防食上望ましいといえます。アルカリ性側では鉄の表面に緻密な酸化被膜(マグネタイト)が形成され、これが金属を保護し腐食を抑えると考えられています。 ■見落としがちな注意点は? 年に一度のボイラ性能検査の項目に蒸気ラインは含まれないため、管理者側の注意が必要です。まずはお気軽にご相談ください
基本情報
推奨pH:11.0~11.8(防食上望ましい範囲)/腐食要因:蒸気中の金属イオン、復水中の酸素・炭酸ガス
価格帯
納期
用途/実績例
各種ボイラー設備の蒸気系統pH管理・防食対策実績がございます。まずはお気軽にご相談ください。

