純水のpHはなぜちょうど7なの?【基礎知識】
純水は理論上pH7、でも実際は少しずれる?水の化学をやさしく解説!
■純水のpHはなぜ理論上「7」になるの? 純水は酸性・アルカリ性のどちらかに分類される物質を含んでいません。水はごくわずかに自然と電離しており、酸性を示す水素イオンとアルカリ性を示す水酸化物イオンが同じ濃度で存在するため、どちらにも偏らない中性、つまりpH7になるのです。 ■実際の水はなぜpH7からずれるの? 水に酸性やアルカリ性を示す物質が溶け込むと、その水は酸性・アルカリ性を示すようになります。理論上7のはずの純水も、空気中の二酸化炭素を吸収すると弱酸性に傾き、pH5.6程度になることが知られています。 ■純水はどう扱うと安定するの? このように純水は周囲の環境に影響されやすい性質を持っています。分析や実験で正確なpH値が必要な場合は、空気に触れる時間を短くするなど取り扱いに注意することが大切です。
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