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グリストラップとは?汚泥がたまる理由と清掃の目安【基礎知識】

油汚れは熱湯で流せば安心?実は逆効果です。グリストラップに油と汚泥がたまる仕組みと、清掃の頻度、出たごみの捨て方を解説します。

グリストラップとは、飲食店や業務用の厨房から出る排水に含まれる油脂分を、下水道へ出る前に分けて取り除く装置です。正式な名称はグリース阻集器で、グリーストラップと書かれることもあります。油脂類を流す箇所には、法令等で設置が義務付けられています。 ■中はどうなっている? 一般的な槽の中は、次の3つに分かれています。 1.1槽目:金網のバスケットで食品のごみを受け、すり抜けた細かいごみを沈める 2.2槽目:水より軽いごみと油脂を浮かせ、上部にためる 3.3槽目:パイプ状のトラップで下から水を流し、さらに油脂を分ける 主な部品は、受けカゴ、仕切り板、排水トラップです。 ■汚泥はなぜたまる? 槽の中で排水がとどまると流れが遅くなり、油脂は浮き上がります。特に動物性の脂は、冷えると固まります。一方、底には細かいごみなどが沈殿物としてたまります。清掃を怠ると、グリストラップが本来の働きを果たせず、下水道管の詰まりの原因になります。まずはお気軽にご相談ください。

基本情報

■清掃の頻度はどのくらい? 一般的な目安は次のとおりです。 1.バスケットのごみ:毎日 2.浮いた油脂:週1回程度、油を多く使う店は毎日 3.底の沈殿物:月1回程度 4.トラップの内部:2〜3か月に1回 これは多くの自治体の案内に共通する目安で、細かな回数は自治体ごとに違うため、店舗のある地域の案内を確かめておきましょう。浮いた油脂の除去を毎日、底の残渣の除去を週1回以上とする自治体もあります。 ■熱湯で流すのは逆効果! 熱湯を流すと、油脂の除去の妨げになります。水温が高いと、油脂分が固まらずに流れ出てしまうためです。槽を素通りした油脂は、その先の下水道管で冷えて固まり、詰まりのもとになります。 ■空気や菌で分解すればよい? 空気を吹き込む装置やバイオ菌の投入も、勧められていません。ばっ気で槽内がかき混ぜられ、油脂分が下水道へ流れ出たことなどを理由に、後付けのばっ気装置を禁止した自治体もあります。油脂分を分けずに排水と混ぜて流す装置を使わないよう求める自治体もあります。

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用途/実績例

■取り出したごみの捨て方は? グリストラップから出るものは、場所によって扱いが変わります。 1.バスケットの食品ごみ:一般廃棄物 2.浮いた油脂と底の沈殿物:産業廃棄物 事業活動で出た油脂や汚泥は、事業系の一般廃棄物や家庭ごみとしては出せません。産業廃棄物の処理業者に委託して処理します。委託先には、処理の許可を持つ業者を選びます。 ■マニフェストの交付も必要 委託の際は、廃棄物処理法に基づく産業廃棄物管理票(マニフェスト)の交付も必要です。 ■詰まらせると費用の負担も 油脂による下水道管の詰まりを起こすと、原因者として清掃費用などの負担を求められる場合があります。また、たまったごみや油脂を放置すると腐って悪臭や害虫のもとになるため、こまめな清掃が欠かせません。 ■当社のご提案 当社は、食品工場の排水溝のぬめりや臭いについて、汚れの成分に合わせた薬剤の選定をお手伝いしています。工場の排水場の点検もお受けしています。まずはお気軽にご相談ください。

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