酸処理の不要な固体全有機炭素分析装置 soli TOC cube
多段階昇温による新しい有機体炭素分析。酸分解処理の手間を省き、かつ、元素状炭素分析が可能な画期的な測定手法。
近年、固体中TOC測定の重要性が非常に高まっています。 今やTOCの含有量は単なる廃棄物の評価だけではなく、土壌の評価においても重要な指標です。 エレメンター社の新規TOC測定装置soli TOC cubeは、全有機炭素(TOC)や全無機炭素(TIC)に、 当社従来型装置ではTOCと判別することができない全元素状炭素(ROC)も含め、これらの異なる三種類の炭素形態の自動分別定量が行えます。 炭素形態の違いによる温度依存性に着目した多段階昇温プログラムを用いるため、酸添加などの前処理が不要という大きな利点があります。 <特長> ● 測定範囲は0.001~100% ●オートサンプラー標準装備(89穴) ● 迅速昇温と昇温プログラム ● キャリアガス切換によるROCとTICの明瞭な分離 ● クルーシブル技術におる自動灰回収 ● 燃焼法触媒酸化方式による水溶性有機炭素測定が可能 ● 日本語表示を含む、マルチ言語対応 ● DIN 19539、DIN 15936準拠
基本情報
● 燃焼式全有機炭素/TOC計 ● 窒素検出器オプションを搭載することで「炭素・窒素」の同時分析が可能
価格情報
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納期
型番・ブランド名
エレメンター社
用途/実績例
〈対象分野〉 ● 環境分析 ● セメント工場 ● 品質管理部門 ● 大学研究室など学術研究 〈対象サンプル〉 ● 土壌 ● 廃棄物 ● 建築用資材や廃材 ● 石灰、砂 ● 工業材料、化学材料
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取り扱い会社
エレメンター社は、有機元素ならびに無機元素の高性能元素分析装置のリーディングカンパニーです。 全ての有機物や多くの無機物にも含まれる炭素、窒素、硫黄、水素、酸素といった非金属元素を対象とした分析機器の専門メーカーであるドイツ・エレメンター社の製品を多数取り扱っています。 少量サンプルで測定可能な全自動元素分析装置をはじめとした、100年以上の経験と実績に基づく信頼性の高い装置を取り揃えておりますので、お気軽にお問合せください。