硫黄系添加剤不使用の低りん無電解ニッケルめっき
サルファ(硫黄)フリー!これまでネックとされてきた長期的なはんだ濡れ性の維持が可能になりました
従来の低りん無電解Ni-Pめっきでは出来なかった「硫黄系添加剤不使用」を実現したことにより、 これまでネックとされてきた長期的なはんだの濡れ性の維持が可能になりました。 膜厚の均一性に優れるため、ヒートシンクのフィンなどの形状に対してもばらつきなくめっきができます。 【特長】 ■Ni皮膜のP(りん)含有量が2~4wt% と低く、はんだ接合時の 「ニッケル食われ」をほとんど生じないため信頼性の高いはんだ接合が可能 ■硫黄系の添加剤、不使用のため長期的なはんだの濡れ性を維持出来るほか 耐変色性、耐酸性に優れためっき皮膜が得られる ■めっき後の熱処理をせずにHv680の高硬度皮膜が得られ、耐摩耗性に優れる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せください。
基本情報
【主なめっき皮膜仕様】 ■皮膜組成:Ni:96~98wt% P:Ni2~4wt% ■硬度(Hv:):熱処理なし:680 熱処理有り:900 ■結晶構造:微結晶 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せください。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■はんだ接合を要する部品 ■耐摩耗性をようするが、銅、アルミなどめっき後の熱処理を嫌う部品 ■一般的な耐蝕性を要する部品 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問合せください。
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めっきをはじめとする表面処理技術は、私たちの身近なテクノロジーとして常に進歩・発展をとげて参りました。 古くは奈良東大寺の大仏や古代の装飾品にも金めっきが施されていたといいます。 造形物をより美しく飾りたい、その美しさをいつまでも保ちたいといという純粋な欲求は、古代においても現代においても変わらぬものと言えましょう。 そして、現代における表面処理技術は、単に装飾や防錆といった目的にとどまらず、さまざまな工業的用途に応用されています。 たとえば、製品の表面を硬くしたい、導電性を高めたい、摩擦係数を低くしたい、といったニーズの多くは、めっきを主とする表面処理技術によって比較的低コストで実現することができます。 株式会社エプテックは、創業以来その時々のさまざまな表面処理ニーズに応え、常に技術革新と生産革新の道を歩んでまいりました。 そのキーワードは “Innovation for Tomorrow” 株式会社エプテックは今後ますます高度化・多様化するニーズに応え、明日を拓く表面処理技術を通して「付加価値創造企業」として社会に貢献してまいります。