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【電着塗装とは?基礎知識5-2】工程紹介(表面調整~電着塗装) 

今さら聞けない!表面調整~電着塗装までの前処理工程を解説致します。

電着塗装とは?基礎知識5-2 工程紹介 今回は表面調整~電着塗装を解説いたします。 1脱脂 2水洗 3超音波水洗 4表面調整 ←今回はここから 5リン酸亜鉛化成被膜 6水洗 7電着塗装  8水洗 ←ここまで 9乾燥焼付 4 表面調整・5リン酸亜鉛化成被膜処理 ワーク表面を綺麗な状態にした後は、表面の調整を行います。 リン酸亜鉛皮膜は、リン酸亜鉛による結晶質の皮膜です。この皮膜の結晶を緻密にして、表面の調整を行っていきます。結晶の隙間に入り込むようにして塗膜が形成されるので、塗膜の密着性が向上させる為の重要な工程です。また小さな結晶によって覆われているため、リン酸亜鉛処理をした製品の見た目は、艶消しの灰色で触ると若干程度ザラザラした感触になります。 6 水洗 リン酸亜鉛皮膜を表面に生成後、綺麗に水洗を行います。ここまでが電着塗装の準備段階です。 7 電着塗装 ようやくカチオン電着塗装工程です。ワークに合わせた専用治具と電着条件にて塗装を行います。 8 水洗 電着塗装時に付着した余分な塗料を綺麗に洗い落とします。

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基本情報

 二葉特殊電着株式会社   TEL 052-739-0661 FAX 052-739-0666 (電話窓口はFGIホールディングスです)  info@futaba-web.com  ホームページ https://www.fgi-holdings.co.jp/fec/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |カチオン電着塗装| SPCC標準板にて(前処理リン酸亜鉛処理(ディッピング)) ■色:7分艶黒色 ■耐食性(SST):840h ■硬度:2H以上 ■最大寸法:幅3,000mm ×長さ1,500mm × 奥行400mm ■最大重量:250kg ■塗装可能素材: 鉄 アルミ メッキ(溶融亜鉛・亜鉛メッキ等) ボンデ鋼板 亜鉛鋼板 銅 ステンレス 等 素材に合わせて最適な条件で自動塗装が可能。 |絶縁電着塗装| ■機能:絶縁被膜、絶縁コーティング ■業界:自動車(EV向け) 電子部品 半導体 フープ材 等 ■推奨膜厚:35~50μm ■メイン樹脂:特殊変性ノボラックエポキシ樹脂 ■推奨焼付温度:90~230℃×20~60min以上(被塗物温度) ■耐熱性:270℃

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FUTABA GROUPは【総合表面処理企業】です。 2024年7月、二葉産業株式会社は「FGIホールディングス株式会社」を持株会社とする、8社の子会社を持つグループ体制(FUTABA GROUP)へと進展しました。 【FUTABA GROUP】 日本6社 中国、タイ、韓国各1社 ■FGIホールディングス (名古屋市)  FUTABA GROUPの持株会社 ■二葉産業株式会社(名古屋市)  あらゆる表面処理材・設備を取り扱う専門商社 ■二葉特殊電着株式会社(名古屋市)  ・電着塗装加工    量産から試作まで防錆、絶縁用途やその他高機能性を付与  ・高機能性電着塗装技術の開発   ■二葉治具エンジニア株式会社(名古屋市)  めっき・塗装用治具の設計・試作・製造・販売 ■株式会社フィット(名古屋市)  バレル研磨材・設備の製造・販売・輸出入 ■有限会社井ノ口研磨工業所(兵庫県尼崎市)  一般部品・精密部品のバレル研磨加工 お問い合わせ先  FGIホールディングス株式会社 052-739-0661 info@futaba-web.com

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