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ガス軟窒化

低炭素鋼から高合金鋼まで対応!深穴、不貫通穴や焼結部品もOK

「ガス軟窒化処理」は、炉内に装入した製品を、NH3・N2・CO2の 混合ガス雰囲気中で530~600℃に加熱し、NH3から分解したN成分で 窒化を、CO2から分解したC成分で浸炭を行い、製品表面に5~20μm程度 の鉄の炭窒化物による化合物層被膜を生成する処理です。 生成される化合物層は緻密で、高い硬さと適度な靱性を併せ持ち、 主に部品表面の耐摩耗性向上に寄与し、また表面が化合物層被膜で 覆われることにより、耐食性も向上。 また、ガス軟窒化後に油冷を行うことにより、化合物層直下から 0.5mm前後の内部まで固溶窒素拡散層が生成されるため、 耐疲労強度向上にも効果があります。 【特性(一部)】 ■適用鋼種:低炭素鋼、炭素鋼、合金鋼、鋳鉄、焼結等の鉄鋼材料  (ステンレス鋼を除く) ■深穴・不貫通穴・細穴品など、イソナイトではソルト詰まりにより  不向きな形状にも対応 ■表面にスケールが付き難く、肌荒れも最小限なので、清浄で滑らかな  外観仕上がりが得られる ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

関連リンク - https://www.heat-hamanetu.co.jp/heattreatment/gsn/

基本情報

【その他の特性】 ■高硬度で低摩擦係数の化合物層により、耐摩耗性が向上 ■表面の残留圧縮応力と、拡散層の窒素固溶による転位阻止により、  疲労強度が向上 ■化合物層の耐高温軟化性の性質により、耐熱性が向上 ■表面が非金属的性質の化合物層に覆われるため、耐食性が向上 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

価格帯

納期

用途/実績例

【具体的な製品例】 ■二輪車・四輪車を中心とした機械部品 ・クランクシャフト、バランサーシャフト、ロッカーアーム、ミッションギヤ、  クラッチハウジング など ■その他一般機械部品、家電部品 など ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。

取り扱い会社

当社は創業以来、半世紀にわたり熱処理専業メーカーとして確立してまいりました。 特に社員の70%以上が金属熱処理技能士という我々技術者集団が、独自の ノウハウにより構築した設備、品質管理システムは、お客様から 高い評価をいただいており、世界を代表する自動車メーカーや 部品メーカーの生産ラインへ熱処理加工品を直納しております。 熱処理加工のプロフェッショナルとして製品に好適な熱処理を プロデュースしてまいりますのでご要望の際はお気軽にお問い合わせください。

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