ストーガー社フロースクリューファスニングFSF締結技術
フロードリルスクリューによる締結 - マルチマテリアルの向け接合表面に傷をつけないで完璧に仕上げる革新的な締結方法
フロードリルスクリュー(FDS)による締結は、近年需要が拡大しております 異材接合における革新的な技術です。 FDSのねじは、ワークに高速回転でねじ込まれてながら、 フロードリルファンネル部を自己形成した後、ねじ自体を切っていきます。 同社では、FSF向けスクリュードライビングシステム、自動供給システムと、 ネジ締めプロセス全体を制御しデータ化する制御ユニットを含めたFDSプロセスユニットを製造。 ストーガー社のFSFシステムは、ロボットシステムの使用にも好適であり、 マニュアル工具を一切使用せずに素早いビット交換とフィードアームのアンクランプと 取り外しが自動でできるため、自動化された生産プロセスで非常に有効です。 Stoeger社のフロードリルスクリューの最新の機能である角度オフセット補正は、 バッテリーケースの表面が損傷した場合に発生しうる腐食を回避することが可能であるため、 EVにおけるバッテリーケースをねじ止めする際に好適です。 ※詳しくはPDFダウンロードまたはお問い合わせください
基本情報
FDSプロセスでは最大 4,000 N という巨大な押付力が発生するため、従来のスクリュードライバシステムでねじ締めすると、生じる反力によりロボットがねじ締めとは反対に押し上げられてしまいます。これにより、締結軸が変位してダウンホルダーが移動しバッテリーケース表面の押さえが横にずれて表面を傷付ける原因となります。 ストーガー社のFSFシステムでは、この問題に対して角度オフセット補正(特許出願中)により、表面でのスリップを防ぎます。 一般的なFDS向けの従来の締結システムでは、ロボットのたわみを可能な限り低く保ち、押し込みを最小限に抑えるために、可搬重量 360 kg 以上のロボットが使用されています。 ここで、Stoeger社開発の角度オフセット補正を備えたFSFシステムを使用することで、ロボット可搬重量が大幅に低くしたロボットを使用でき、システムのコストを大幅に削減することができます。 ストーガー社のFSFシステムについては、弊社イリスへお気軽にご相談ください。
価格帯
納期
用途/実績例
バッテリーケース、ホイールカバー、自動車車体、サンルーフ アルミダイカストとスチールの異材接合部位
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株式会社イリスの歴史は1859年(安政6年)長崎・出島で始まりました。 福沢諭吉が辞書を買い求め、幕末諸藩や岩崎弥太郎が顧客名簿に名を連ねたユニークな外国商社は、常に革新的な技術を海外から紹介することで日本の近代化とものづくりに貢献し、イリスグループへと発展しました。 イリスグループは1898年に本社をドイツ・ハンブルクに移した後も、創業メンバーであるイリス家の5代にわたる経営のもと、変わらぬフロンティア精神をもって世界の技術サプライヤーを繋ぐ架け橋としてアジア市場を中心に活動しています。 株式会社イリスは、現在もイリスグループの重要拠点として印刷、紙加工、自動車、航空機、航空宇宙産業、食品、ゴム加工、X線透視・X線CT(Visiconsult社、diondo社)および品質保証システム、技術材料まで幅広い分野の技術製品とサービスを取り扱い、海外の新鋭の工作機械と技術を日本に紹介し、企業ユーザー向けプロジェクトマネジメントを専門的に提供しています。