鋼材製品/極厚炭素鋼板のご紹介(技術データ含む)
極厚炭素鋼の製造が可能です。今回は200mm厚さのASME SA516 Gr.70の極厚鋼板の製造データをご紹介します。
弊社の強みの一つは200mmを超えるような極厚の鋼板を1枚からでも対応できる点です。基本的には鋼板の圧延比は3以上を確保しますが、今回は以下の通り圧延2の場合で板厚200mmのASME SA516 Gr.70の鋼板を製造した場合のデータ纏めました。
基本情報
■規格:ASME SA516 Gr.70 / ASTM A516 Gr.70 ■寸法:200T x 2,355W x 3,000L (mm) (熱間圧延方式にて製造) ■圧延比:2 ■本体熱処理条件:焼入れ + 焼き戻し ■試験片熱処理条件: Simulation PWHT: 610℃ x 25.5時間 x 炉冷 (昇温速度≦29℃/時, 降温速度≦37℃/時) ■確認項目:温室引張試験、衝撃試験 (0℃~-40℃) (いずれも規格要求に合致する十分な強度、靭性を確保できます)
価格帯
納期
用途/実績例
石油・ガス業界を中心に、海洋開発、電力、環境、インフラ、化学、食品等、幅広い産業分野へ多種多様な材料の供給実績があります。
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当社は、2020年4月1日に株式会社日本製鋼所の素形材・エネルギー事業並びに風力発電機器保守サービス事業とグループ会社4社が統合し事業子会社として発足いたしました。 弊社室蘭製作所は、日本製鋼所の発祥地であり、百有余年に亘り社会インフラや各種プラントで使用される主要機器もしくは主要部品である圧力容器や各種産業機械、大型鋳鍛鋼品、厚板やクラッド鋼板などの開発、製造に携わって参りました。 素形材への高度化、多様化するニーズに、鋼を始めとして非鉄金属や複合材料など様々な部材(M:マテリアルズ)を提供します。 私達が保有する技術や経験を活かし、設計・製作・施工・設置から保守点検・解析評価・補修までを、お客様の幅広いニーズに対応したソリューションを可能とする技術(E:エンジニアリング)によりワンストップにて提供して参ります。