二軸押出機【TEX】シリーズ
『さまざまな分野へ 無限の可能性を備えた、ハイエンド二軸混練押出機』
プラスチック原材料の付加価値を高めるために用いる二軸混練押出機をコンパウンディング用押出機といいます。当社では高性能、高品質な要求に対応できるよう、二軸押出機「TEX」シリーズを製作しています。 TEXは従来の無機フィラー、マスターバッチコンパウンド、ポリマーアロイ、GF/CFコンパウンドに限らず、反応、脱揮、脱水、バイオマスコンパウンドや長繊維混練、超臨界二酸化炭素混練など幅広い用途に使用されています。 混練性能を飛躍的に向上させるJSW固有技術(混練スクリュ、混練シリンダ、高分配混練スクリュ)や吐出量向上のための新しいソリューション(Side Feed Deaerator)を搭載することで、従来の機械では達成できなかった新しい領域へとお客様を導きます。
基本情報
『高い耐久性』 自社開発による、各種耐食、耐摩耗の金属材料を揃えています。 『小型から大型までのラインナップ』 さまざまなお客様の要求に応えるため、シリンダ径25mm~400mm超のモデルまで製作実績があります。 『超ロングL/D』 TEXのシリンダは、ブロックシリンダとなっており、ブロック数をふやすことにより多種多様な仕様の要求にお応えできます。 『高度な混練性能』 微細な混練の要求に対して、高度な混練性能を有するNICシリンダを用意しています。 『充実した周辺機器』 各種重量式フィーダなど豊富なオプションを取り揃えており、お客様の多様なニーズにお応えします。
価格帯
納期
用途/実績例
TEXは従来の無機フィラー、マスターバッチコンパウンド、ポリマーアロイ、GF/CFコンパウンドに限らず、反応、脱揮、脱水、バイオマスコンパウンドや長繊維混練、超臨界二酸化炭素混練など幅広い用途に使用されています。
関連動画
ラインアップ(19)
型番 | 概要 |
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TEX25αIII | シリンダ径: 26.5 mm 最大トルク: 387 Nm |
TEX34αIII | シリンダ径: 36.0 mm 最大トルク: 982 Nm |
TEX44αIII | シリンダ径: 47.0 mm 最大トルク: 2,077 Nm |
TEX54αIII | シリンダ径: 58.0 mm 最大トルク: 3,901 Nm |
TEX65αIII | シリンダ径: 69.0 mm 最大トルク: 6,741 Nm |
TEX77αIII | シリンダ径: 82.5 mm 最大トルク: 11,445 Nm |
TEX90αIII | シリンダ径: 96.5 mm 最大トルク: 18,290 Nm |
TEX105αIII | シリンダ径: 113.0 mm 最大トルク: 29,279 Nm |
TEX120αIII | シリンダ径: 129.5 mm 最大トルク: 43,969 Nm |
TEX140αII | シリンダ径: 152.0 mm 最大トルク: 51,544 Nm |
TEX160αII | シリンダ径: 174.0 mm 最大トルク: 77,072 Nm |
TEX180αII | シリンダ径: 196.0 mm 最大トルク: 110,507 Nm |
TEX200αII | シリンダ径: 218.0 mm 最大トルク: 138,406 Nm |
TEX230α | シリンダ径: 251.0 mm 最大トルク: 178,972 Nm |
TEX250α | シリンダ径: 274.0 mm 最大トルク: 230,676 Nm |
TEX280α | シリンダ径: 308.0 mm 最大トルク: 326,128 Nm |
TEX305α | シリンダ径: 335.0 mm 最大トルク: 421,580 Nm |
TEX350α | シリンダ径: 387.0 mm 最大トルク: 640,324 Nm |
TEX400α | シリンダ径: 443.0 mm 最大トルク: 963,400 Nm |
カタログ(41)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(5)
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リサイクルテクニカルセンター開設のお知らせ
当社はこの度、カーボンニュートラルの実現、循環型社会の確立に貢献するため、広島製作所内にリサイクルプロセスの技術開発および御客様からのテスト依頼に対応可能なリサイクルテクニカルセンター(RTC)を広島製作所内に設立しました。詳細は下記関連リンクよりご確認ください。 また、二軸押出機を用いたリサイクルプロセスなどのご相談がございましたらお問い合わせフォームもしくは下記関連リンク(公式HP)よりお気軽にお問い合わせください。
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ケミカルリサイクル実証施設へ二軸混練押出機『TEX』の技術を提供します。
このたび当社は、ケミカルリサイクルに用いられる連続式分解技術を住友化学株式会社へ提供致します。 使用済みアクリル樹脂(PMMA)からMMA(メチルメタクリレート)モノマーを連続的に回収する本技術には、二軸混練押出機『TEX シリーズ』が用いられます。 二軸混練押出機『TEX シリーズ』は、サーマルリサイクルやマテリアルリサイクル用途に加え、ケミカルリサイクル用途への展開を見込んでおります。 当社は、社会のニーズに合わせたリサイクル技術を提供するため、2022年に広島製作所内にケミカルリサイクルセンターの開設を計画しています。 当社グループは、今後も環境負荷を低減する製品の開発に取り組み、持続可能な社会の実現と発展に貢献する企業を目指してまいります。
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木質バイオマスを高配合した新しい樹脂複合材料を開発 ~減プラスチックと温室効果ガス排出量削減~
当社は、日本製紙株式会社と共同で、木材を原料とする木質バイオマスを高配合した樹脂複合材料(トレファイドバイオコンポジット)を開発しました。 この新規複合材料はプラスチック使用量を5割以上削減することができるとともに、温室効果ガス排出量の削減にも寄与します。 木粉やパルプといった木質バイオマスと樹脂との複合材料において、従来の製品は耐熱性や成形性に課題がありました。 今回開発したトレファイドバイオコンポジットは、日本製紙が培ってきた新規バイオマス固形燃料のトレファクション技術を活用し、木質バイオマスに耐熱性、粉砕性、疎水性を付与することに特徴があります。 このサステナブルな木質バイオマス材料を、二軸押出機『TEX』の混練技術を用いて樹脂に高配合することで、従来よりも耐熱性や成形性に優れた新しいトレファイドバイオコンポジットを生み出しました。 本トレファイドバイオコンポジット及びセルロースバイオコンポジットは、「TOKYO PACK 2021」の日本製紙のブースに展示されます。 今後も当社は、『TEX』の混練技術を更に向上させ、より良い製品の開発を進めてまいります。
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【アンケートのお願い】二軸押出機の疑問・ご要望について
二軸押出機のユーザー様向けに、NEWS LETTERとして技術情報や製品案内をご案内させて頂いております。 今後、より充実したトピックをお届けする為、二軸押出機でお困りの点や疑問に思われてる点、ご興味のある点等を募集致します。 また、弊社では『TEX』のユーザー様向けに、定期的に技術講習会を開催致しております。 次回以降開催の参考にさせて頂きたく存じますので、皆様のご意見・ご要望を是非お聞かせ下さい。 アンケート画面へは以下URLまたは関連リンクからアクセス下さい。 https://questant.jp/q/P5W4GCN4 平均所要時間は3分、全16問です。
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【展示会出展】IPF JAPAN 2020 (国際プラスチックフェア)バーチャルブース出展
IPF JAPAN 2020 (国際プラスチックフェア)へ、バーチャルブースにて出展致します。 出展製品・サービス ■プラスチック用射出成形機 ■マグネシウム用射出成形機 ■二軸押出機(本体) ■Tダイフィルム/シート用押出成形装置 ■ペレット用押出成形装置 ■二軸延伸フィルム用押出成形装置 ■コンパウンディング用押出成形装置 ■押出ブロー成形機 ■生産管理システム 皆様のご来場をお待ちしております。
取り扱い会社
JSWは日々変化して行く社会のニーズを積極的に開拓し、長年にわたり培われてきた固有技術と 新しく創り出す技術で、社会の発展に貢献する「変化創造企業」を目指します。