小型二軸混練押出機『TEX25 αIII』
超高トルクと使い易さを両立。圧力・温度・充満率などの解析ソフトが標準付属。高速仕様などのカスタムや設置工事にも対応
『TEX25 αIII』は、超高トルク、シリンダ毎の温調区分(1by1対応)、 耐摩耗スクリュなどの特長を備えたハイスペック小型二軸混練押出機です。 標準付属のシミュレーションソフト「TEX-FAN」で、 内部の圧力・温度・滞留時間・充満率などを解析可能。 押出機の混練性能を定量的に評価する事で、プロセス開発をサポートします。 付帯機器の提案や設置工事までトータルで対応いたします。 【特長】 ■超高トルクと使い易さを両立 ■容易な作業性(シリンダ脱着機構、カートリッジヒータの採用) ■標準付属のスクリュエレメントで様々な原料の押出プロセスに対応 ■豊富な付帯機器・当社独自の技術も搭載可能 ■コンパクトなモータベルト掛けタイプが標準仕様。省スペース化を実現 【オプション(一部)】 ■最高1,500rpmの高速仕様対応(主モータ45kW仕様) ■脱ガス機能付きサイドフィーダによる粉体原料供給 ■処理可能な供給原料の幅を広げるロングホッパシリンダ ■効率的な脱揮を実現するロングベントシリンダ ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【その他の特長】 ■オプションでモータ直結型も選択可能 ■L/D は、42, 52.5, 70の3種類から選択可能 ▷L/D=42 :全長 2,200mm / 全高 1,600mm / 全幅 950mm / 重量 1,200kg ▷L/D=52.5 : 全長 2,600mm / 全高 1,600mm / 全幅 950mm / 重量 1,250kg ▷L/D=70 : 全長 2,900mm / 全高 1,600mm / 全幅 950mm / 重量 1,300kg ■当社独自のシリンダ脱着機構とカートリッジヒータの採用により、 シリンダの組み換えを容易に行うことが可能 ■原料供給系~ペレタイジング装置まで様々な付帯機器のトータルサポートを提供 ■当社製重量式フィーダーをご採用頂く事でEXANET コントロールシステムによる集中制御が可能 ■データロギング等、当社独自の技術を搭載する事でより幅広い解析が可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
L/D=42 : 一般コンパウンドの内、分散・分配が容易なプロセスを処理する機種 L/D=52.5 : 一般コンパウンドの内、多彩なプロセスに対応する機種 L/D=70 : スーパーエンプラやセルロース、特殊な反応プロセスに対応する機種 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(12)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(2)
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ケミカルリサイクル実証施設へ二軸混練押出機『TEX』の技術を提供します。
このたび当社は、ケミカルリサイクルに用いられる連続式分解技術を住友化学株式会社へ提供致します。 使用済みアクリル樹脂(PMMA)からMMA(メチルメタクリレート)モノマーを連続的に回収する本技術には、二軸混練押出機『TEX シリーズ』が用いられます。 二軸混練押出機『TEX シリーズ』は、サーマルリサイクルやマテリアルリサイクル用途に加え、ケミカルリサイクル用途への展開を見込んでおります。 当社は、社会のニーズに合わせたリサイクル技術を提供するため、2022年に広島製作所内にケミカルリサイクルセンターの開設を計画しています。 当社グループは、今後も環境負荷を低減する製品の開発に取り組み、持続可能な社会の実現と発展に貢献する企業を目指してまいります。
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木質バイオマスを高配合した新しい樹脂複合材料を開発 ~減プラスチックと温室効果ガス排出量削減~
当社は、日本製紙株式会社と共同で、木材を原料とする木質バイオマスを高配合した樹脂複合材料(トレファイドバイオコンポジット)を開発しました。 この新規複合材料はプラスチック使用量を5割以上削減することができるとともに、温室効果ガス排出量の削減にも寄与します。 木粉やパルプといった木質バイオマスと樹脂との複合材料において、従来の製品は耐熱性や成形性に課題がありました。 今回開発したトレファイドバイオコンポジットは、日本製紙が培ってきた新規バイオマス固形燃料のトレファクション技術を活用し、木質バイオマスに耐熱性、粉砕性、疎水性を付与することに特徴があります。 このサステナブルな木質バイオマス材料を、二軸押出機『TEX』の混練技術を用いて樹脂に高配合することで、従来よりも耐熱性や成形性に優れた新しいトレファイドバイオコンポジットを生み出しました。 本トレファイドバイオコンポジット及びセルロースバイオコンポジットは、「TOKYO PACK 2021」の日本製紙のブースに展示されます。 今後も当社は、『TEX』の混練技術を更に向上させ、より良い製品の開発を進めてまいります。
取り扱い会社
JSWは日々変化して行く社会のニーズを積極的に開拓し、長年にわたり培われてきた固有技術と 新しく創り出す技術で、社会の発展に貢献する「変化創造企業」を目指します。