【赤外線水分計測定事例】飴とキャラメルの水分を測ってみた
甘くて高温で溶けるような試料の水分測定には、ちょっとした工夫が必要です
飴とキャラメルを赤外線水分計「FD-720」で測った事例をご紹介します。 甘い試料つまり糖分が多いものは、高温を当てるとすぐに表面が焦げ ついてしまいます。焦げた部分は膜となり水分が蒸発しにくく、内部に 水分が閉じ込められてしまうので全体としての正確な水分測定ができません。 かといって、低温では水分が蒸発しにくく、質量変化がないと赤外線 水分計は測定完了だと勘違いしてしまうので、そこにも一工夫がいるのです。 そこで有効な方法が、赤外線水分計FD-720/800の機能「ステップ乾燥モード」 の利用です。乾燥モードを適切に選び、水分蒸発させ、焦げないよう乾燥させます。 【事例概要】 ■飴:1粒(約4g):ステップ乾燥モード・STEP1/115℃,5min・ STEP2:110℃/AUTO 0.05%、2.55%(8分) ■キャラメル:1粒(約5g):ステップ乾燥モード・STEP1/115℃,5min・ STEP2:115℃/AUTO 0.05%、5.80%(17.5分) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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測定器は、知りたいけれども知ることができない、ものの正確なサイズやスケール、そして状態や性質などをはっきり理解するための手助けをします。 例えば、人の感覚では遠くおよばないミクロの世界を測ったり、カタチのないものの成分量等を求めたり。瞬時に的確に対象を捉え、確認したい事柄を分かりやすく示します。品質の維持や管理のために、安全性や経済効率の向上のために、さらには公正な取引きを行うためなどに。 測定器は、正確さが要求されるあらゆる場で、欠くことのできない重要な機器として確かな仕事をしています。 多くの製品が日本の基準測定器に採用され、さまざまな分野でお役に立っているケツト。私たちは、測定器を五感の延長線上にあるものと考え、測るというテーマについて一つ一つ確実に、製品という名の答えを出し続けています。