【赤外線水分計測定事例】クリームチーズの水分を測ってみた
食品工場における品質管理の一環として、やはり水分測定は欠かせません!
クリームチーズの水分測定の事例をご紹介いたします。 一般的にサンプルが焦げ付くと、内部に水分が閉じ込められてしまうので 全体としての正確な水分測定ができないのですが、クリームチーズの場合 含水率が比較的高いため、初期では高温をかけても焦げ付きません。 なおかつ、じっくりと蒸発させているとおそらく水分以外の成分も蒸発 してしまうのか、正確な測定が難しいという性質もあります。 そこで、有効な方法が、赤外線水分計FD-720/800の機能「急速乾燥モード」 の利用です。乾燥モードを適切に選び、水分蒸発させながらも焦げないように 乾燥させます。 【事例概要】 ■クリームチーズ:約4.0g ■急速乾燥モード[115℃ 2.0%]→[95℃ 0.05%] ■測定結果 53.30%(所要時間 14.5min) ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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測定器は、知りたいけれども知ることができない、ものの正確なサイズやスケール、そして状態や性質などをはっきり理解するための手助けをします。 例えば、人の感覚では遠くおよばないミクロの世界を測ったり、カタチのないものの成分量等を求めたり。瞬時に的確に対象を捉え、確認したい事柄を分かりやすく示します。品質の維持や管理のために、安全性や経済効率の向上のために、さらには公正な取引きを行うためなどに。 測定器は、正確さが要求されるあらゆる場で、欠くことのできない重要な機器として確かな仕事をしています。 多くの製品が日本の基準測定器に採用され、さまざまな分野でお役に立っているケツト。私たちは、測定器を五感の延長線上にあるものと考え、測るというテーマについて一つ一つ確実に、製品という名の答えを出し続けています。