不燃アルミ電磁波シールドシート(SSシート/SSテープ)
不燃素材、優れた強度と電磁波シールド性を発揮し、耐久性・施工性に優れ、新築・改修、保守工事が容易です。
基本情報
【SSシート】 ●特殊なシールド室施工(病院 研究所 電算室 機密漏洩防止室 防衛関係施設)においても、銅箔の様に専門性を要求せず、また湿度による腐食が無い為、保守性にも優れ性能劣化がなく、一般的な内装作業で施工ができ、総合的にコストダウンが図れます。 ●不燃の遮熱シート、アパレル・専門店での電子タグ(RFID)の干渉による誤読対策(不燃隔壁)としても使用されています。 ●Wi-Fi干渉防止対策 RFID電波環境対策として ●電波吸収体ITフォームとの併用により、スマートフォン等の無線機器のハード、ソフト開発環境での簡易シールドBOXやAPBOXとして使用 ●貫通配線処理にも適応しております。 【SSテープ】 ●電子機器を静電気・電磁波障害から守るために電子機器のケーブルやコネクターなどのシールドをすることで電磁波障害、電波障害対策、静電気除去可能です。 ●凍結防止器の取付けをストレート施工で樹脂管に施工する場合には、配管にアルミテープ処理が必要です。 (配管に純アルミテープを全面に巻き付け、そのアルミをアース処理します。)
価格情報
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納期
用途/実績例
・無線LAN Wi-Fiの電波環境の改善 ・電子タグ(RFID)の干渉対策 ・曲面へのシールド施工 ・脳波・筋電・聴力検査室のシールド施工 ・シールドジョイント ・シールド工事補修用 ・金属と金属の接合用 ・貫通配線のシールド処理
詳細情報
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床壁不燃アルミシールドシート施工 床:亜鉛鍍金鉄板と壁:不燃アルミシールドシートを同質材の不燃アルミシールドテープで密着させ、シールド性能を確保しています。
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壁・柱型・窓面全景 壁・柱型・梁型は不燃アルミシールドシートを接着・タッカー留めで、重ね部分をタッカー留めした後、同質材のアルミシールドテープで塞ぎます。窓面のガラスにはシールドフィルムを貼っています。
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壁・梁型・デッキのシールド処理 壁不燃アルミシールドシートと貫通管廻り・貫通ダクト廻りの取合いは、壁の不燃アルミシールドシート面と不燃アルミシールドテープで密着させます。壁とデッキプレート面も同様に密着させ、デッキプレート面をシールド層とします。
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壁貫通管シールド処理 壁貫通管は壁の不燃アルミシールドシートと、貫通管を不燃アルミシールドテープで密着します。
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空調ダクト貫通部シールド処理 壁シールド層を貫通する空調ダクト面と壁の不燃アルミシールドシートを不燃アルミシールドテープで密着します。
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空調ダクトメッシュパネル 空調ダクト開口部分にはメッシュパネルを取付シールド層とします。
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防火認定について:防火材料認定(不燃:NM-1776) 内装制限下の工事では不燃認定が必要となります。 1)防火材料とは不燃、準不燃、難燃の性能区分に応じて国土交通大臣が定めた材料または認定された材料です。 ●建築材料に通常の火災による火熱が加えられた場合に以下の要点を満たしていることとする。 ◎ 燃焼しないものであること ◎防火上有害な変型、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること。 ◎避難上有害な煙又はガスを発生しないものであること。 ●各性能は加熱開始後の時間によって定められています。 ◎不燃性能 加熱開始後20分 ◎準不燃性能 加熱開始後10分 ◎難燃性能 加熱開始後5分 2)防火性能は下地基材(建設省告示第1400号より、不燃材料は建設省告示第1400号ならびに国土交通省告示第1178号による改正 により、それぞれ国土交通大臣が定めたものになります)と施工方法との組合わせによって認定されたものです。
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導電性強粘着テープ (ガラスクロス補強両面アルミ箔 SSテープ) 不燃アルミシールドシートを密着させるために使用する同質材のテープです。●ガラスクロスで補強したアルミテープで、粘着面は金属箔の高い導電性基材を使用している為、柔軟性・導電性・熱伝導性に優れているため、シールド施工時のつなぎ目や穴明きカ所に使用し、補強により、施工性に優れ、シールド性能が向上します。 ●導電性粘着剤を使用していますので、貼るだけで垂直(厚さ)方向にも導通がとれ、テープ状なので、ケーブルや装置、不規則な表面のまわりに巻き付けて使用することが出来ます。 ●電子機器を静電気・電磁波障害から守るために電子機器のケーブルやコネクターなどのシールドをすることで電磁波障害、電波障害対策、静電気除去可能です。
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貫通配線のシールド処理 防火戸耐火処理にも御使用下さい。
カタログ(11)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(2)
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電子タグ(RFID)相互干渉対策 電波を遮蔽する『不燃(内装制限下では必須)アルミSSシート』がアパレル、専門店、サプライチェーン等のタグの電波干渉や誤読を解決し、これまで RFIDでは難しいと言われる、同一エリアでの区分け棚卸も可能としました。
【対策実績1000件超】●対策前はアパレル店舗側電子タグ(RFID)を、バックヤード側リーダーが読み取ってしまい、業務に支障をきたしていたため、不燃SSシートの隔壁(マルチパスを防ぐため、バックヤード壁面を施工、環境により天井面施工もあります)で空間的に分離し、相互干渉の影響を低減し解決。使用した当社の不燃認定アルミ電磁波シールドシートは、『F☆☆☆☆認定・防火認定(不燃:NM−1776)』を取得した製品です。 腰のあるガラスクロス補強材により、これまでになかった強度を発揮し、従来品のように施工時の穴あきや折り曲げによる亀裂が生じにくく、つなぎ目や穴明き箇所は、同質材のSSテープ補強により、施工性の向上と優れたシールド性能を発揮します。弊社研究所EMC実験棟で施工性能試験を経て使用されています。 「こんなところに使いたい?」「上手く利用できなくて困っている」などのお問い合わせ・御相談を受け、協議・発案した改善点を施工実施・測定し製品に反映しています。この多様性の時代ニーズに合わせ常に進化する『Smiring Company』が光洋産業株式会社です。
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【対策実績1000件超】電子タグの電波干渉や読み間違いを解決する方法(アパレル、専門店、サプライチェーン等の店舗改修で解決)を写真入りで解説 不燃(内装制限下では必須)アルミSSシートの施工ポイントが一目でわかります。
●ある日、電子タグ(RFID)が干渉の影響を受けた場合は、この手引きを利用し対策をとってみるのも良いかと思います。 ●問題点から実施した改善策を写真付きで掲載●壁面の施工手順ではアルミシートの重ね代、タッカー固定ピッチ、アルミテープでの固定方法等を写真入りで解説しました。 ●実際の施工で発生した、コンセントや埋込照明器具からの漏洩への処置対策も併記しました。 昨今の電波の逼迫による周波数移行や周波数再編、またRFID利用者や他の無線機器の増加により、これらの影響によって後天的に電波干渉などの障害が発生するケースが少なくありません。 UHF帯ICタグは通信距離が3~5m程度と長いことが災いし,複数のICタグリーダーを近接して設置すると干渉しやすく、特に日本では,UHF帯ICタグに割り当てられている帯域が2MHz(高出力型の場合,ハンディ型などの低出力型は3MHz)と狭いことが干渉の回避を難しくしています。 無線センサーネットワークが920MHz帯の高い電波到達性を利用し、マルチホップ通信による高い信頼性により、ワイヤレスIOTソリューションを加速しています。
取り扱い会社
日々次々と生まれてくる新しい素材を、様々な産業のニーズに対応させるべく、当社独自のアイデア・ノウハウを加え 新しい機能を付加し、新しい製品として提案していくことが私たちの使命です。 当社の機能複合材は、家電・精密・医療・建設・輸送など、各機器分野のほか、設備部品・特殊ルーム・建築パネルな ど様々な分野で、オリジナリティに富んだ優れた機能を発揮し、皆様のお役に立っております。 「時代を映し、次代を探る」 業界をリードしつづける開発力が、私たちの自慢です。 私たちはさまざまな電磁波環境対策品群を用意。さらにこれらを効果的、効率的 に行なうために必要な現場の電磁波環境測定及び現場調査から施工アドバイス、シールド工事まで一貫して行なえる体制を整えております。 技術は一朝一夕では生まれません。 当社の社員は “誰もやっていない技術” “無理だとあきらめている技術” “ユニークな技術” であればあるほど、どん欲に取り組む姿勢を大切にしています。 開発においてはすべてが成功するわけではなく、むしろ失敗の方が多いといえます。しかし、挑戦から生まれた副産物的な技術が、現在の当社を支えているのも事実です。