別作加工品導入事例 自動車部品メーカー様の困惑解消依頼
最大3倍のショット数を実現!バラつきのあるポンチの工具寿命を改善!
⽇頃からお付き合いのある⾃動⾞部品メーカー様の現場訪問時に、⼤量の 使⽤済みポンチを発⾒。200Lドラム⽸がΦ8×27mmの使⽤済みポンチでいっぱいに。 話を伺うと、現在購入しているポンチの品質が不安定で、工具寿命にバラつきが あり交換タイミングの計算が立たないので困惑しているとのことでした。 当社は早速ポンチの設計者さんを紹介して頂き、現場での窮状を伝えました。 設計者さんはお手上げでしたが、これまでの別作加工品製作に関する経験から イメージした対策案の概要を説明したところ、「萬代さんにお願いします!」 との流れになりました。 価格を抑えるために金属皮膜コーティングによる改善案を提案したところ、 「以前にチャレンジしたことはあるが逆に早期破損した」とのお答え。その情報から、 コーティングの作業工程で発生した熱が原因ではないかと想定し、対策に乗り出しました。 それまで不安定だったポンチの使用回数が平均15,000ショットにまで増え、 最大約3倍の安定した長寿命化を実現しました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【ご依頼内容】 ■商品名:ピンかしめ用ポンチ ■現 状:消耗工具であるポンチの交換サイクルが5000~10000ショットと不安定で、 交換タイミングの計算が立たないので困惑している。原因を調査するも明確な 答えは出ていない ■課 題:耐摩耗、耐磨滅、耐欠けの向上によるポンチの安定的な長寿命化 【まとめ】 ポンチ製作では通常、重要な先端部は研磨で仕上げます。ワイヤーカット加工では効率的な仕上げが 可能ですが、熱が加わるため先端部の硬度を確保できなくなるからです。ただ、今回の事例のように 高頻度で交換する部品製作用として使用するケースでは、手間とコストがかかる研磨仕上げは不向き と言わざるを得ません。相反する諸条件の中で、ワイヤーカット加工による量産性を実現させつつ 金属皮膜コーティング時の熱影響を回避するため、母材に「SKD11高温焼き戻し材」を選択したことが 決め手となりました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。