オンライン(インライン)ヘーズモニターシステムHMS-3
フイルム、アクリル板など透明物体の透過率・ヘーズ(ヘイズ)値をオンライン(インライン)上で非接触且つ高精度に測定可能
本装置は、ライン上におけるフィルムシートのヘーズ値を監視するシステムです。受光方式には積分球を使用せずに、0°(平行光線)受光とその近傍の拡散光線を受光し演算する方式を採用する事により安定性の高いモニタリングが可能です。 【非接触によるヘーズ値測定】 本来ヘーズ値は、積分球を使った拡散光線透過率を求める事が必要でした。しかし積分球装置では試料を密着させる必要があり、オンライン連続測定では不可能です。 さらに積分球の測定では0°測定と拡散光の測定に時差が出来てしまい、連続生産される試料では測定位置がずれてしまい正確な値が得られません。また、積分球は高反射率、均一性を保つ事が必要であり、長期安定性・再現性を得るためのメンテナンスに問題がありました。そこで、長年の経験による測定技術とデータの蓄積により独自の測定方法を開発しこれらの問題を一挙に解消しました。 【設置メリット】 プラスチック・光学フィルム・ガラスなどのオンラインヘーズ管理 サンプリング費用の節約 ヘーズ値変動時の迅速フィードバックによる生産性向上
基本情報
本装置は、ライン上におけるフィルムシートのヘーズ値を監視するシステムです。 D65光と標準分光視感効率の組合せの測定波長で、フィルムシート上の最大3点のヘーズ値を連続的に計測監視します。長期安定性が優れたダブルビーム方式の採用により、信頼性の高い監視体制を構築することが出来ます。 受光方式には積分球を使用せず、0°(平行光線)受光とその近傍の拡散光線を受光し演算する方式を採用することにより安定性の高いモニタリングが可能です。 【仕様】 測定点数:フィルム幅方向に1点~最大3点まで 測定波長:D65光と標準分光視感効率の組合せに近似 測定範囲:0~50%(ヘーズ値) 繰り返し再現性:0.1%(ヘーズ標準板H20を30回連続測定した場合の標準偏差) 安定性:±0.15%以内(ヘーズ標準板H20を1時間連続測定での変動幅) 測定時間:1秒 ※※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格情報
※詳しくは弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。
納期
型番・ブランド名
ヘーズメーター/ヘイズメーター
用途/実績例
プラスチック・光学フィルム・ガラスなどのオンラインヘーズ管理
カタログ(7)
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昭和22年、東京・月島の一角に生まれた色彩研究グループは、その後日本電子測器株式会社色彩部として、主に標準色票の製作と 色彩調節の研究・指導に努めてきましたが、昭和31年11月に分離独立し、 株式会社村上色彩技術研究所として発足しました。 創立以来当社は、【色と光沢】をはじめとするカラー・アピアランス等の視覚情報処理に関する計測器の製作、色票類の製作、色彩管理の普及を会社業務の柱とし、業界のパイオニアとして活動してまいりました。市場のシェアはきわめて高いものがあります。 色彩科学の発展と豊かな社会づくりの為に 今後とも一層の努力を続け、皆様のお役に立ちたいと考えております。