プライバシーに配慮した人物解析が可能な「VisionPose」
個人を特定しない、プライバシーに配慮したいシーンでの人物解析や行動分析に!
VisionPoseはカメラ映像から人の骨格情報をリアルタイム検出可能な姿勢推定AIエンジンのSDK(ソフトウェア開発キット)で、カメラに映った人物の骨格情報のみを解析・表示する機能を備えています。 ■「介護・看護」での活用 プライバシーの尊重が必須な個人スペースの配慮や、一人作業を見守るシーンは介護・看護において必ず発生します。 例えば、トイレや浴室などにおいて事故が起きた場合は発見が遅れると致命的な事故になるかもしれません。その際に骨格情報のみを表示し、状況か判断が可能になるとプライバシーを尊重しつつ、安心な見守りが可能です。 また、高齢者の徘徊なども個人情報に触れずに、意図しない外出を発見し、徘徊する可能性を減らすことができます。 ■「人流分析」での活用 人流分析にもプライバシーを守りながら詳細な情報収集ができます。例えば、屋外広告の反応を骨格の動きから収集し、広告成果も推測可能です。 また、滞留調査では人の状態データを集めることも可能です。解析範囲内の人数や、個人・グループの分析により属性を知ることが可能です。収集した属性や行動パターンは滞留調査では大きく役立ちます。
基本情報
■システムの特長 ・人体30キーポイントを最大60FPSでリアルタイムに検出可能※PCスペックで変動 ・2台のカメラで3D推論(Standard)と、1台のカメラで3D推論(Single3D)に対応 ・すぐに使える2つのアプリを標準添付 ・商用利用を含め、用途に制限はありません ・SDKとして提供しており、C#/C++/Swiftでの開発が可能 ・追加学習が可能 ※追加学習はオプションサービスで、実施には条件があります ■PC動作環境 動作OS:Windows 10(64bit) / Windows 11 動作PC: ・CPU:Core i7-6700 もしくは同等以上 ・メモリ:16GB以上 ・GPU:推奨動作環境:NVIDIA GeForce RTX 3060 もしくは同等性能以上 必要動作環境:NVIDIA系GPUで、最低6GBのVRAMが必要 ・CUDA:CUDA対応 NVIDIA グラフィックドライバ(451.22以降) ※iOS/iPadOS、Androidの開発環境とその他詳細は、本製品のHPをご参照ください。
価格情報
■VisionPose Standard版 【買切価格】開発ライセンス:398,000円(税抜) 【買切価格】リリースライセンス:30,000円(税抜) 本ソフト/マニュアル/その他付属ファイルが入ったDVDを郵送。 ※プロダクトキーは別途発行し送付。 ■iOS/iPadOS版、Android版 【買切価格】開発ライセンス:498,000円(税抜) 本ソフト/マニュアル/その他付属ファイルをデータ便でご提供。 ※無制限のリリースライセンス含む ※プロダクトキーは別途発行し送付。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
~ 1週間
カスタマイズ開発や追加学習は別途ご相談
用途/実績例
【こんなお悩みありませんか?】 ■モーションキャプチャしたいけど敷居が高い ■類似製品は高額で手が出ない ■利用制限があって使えない ■深度センサ付きカメラの代替案が欲しい ■特定の動きをモーションキャプチャしたい 製造業、医療・介護、エンタメ、スポーツなど、骨格解析による姿勢推定や モーションキャプチャは幅広い業種で利用用途があります。 お問い合わせの際は実績・実例をもとにお客様のご要望にお応えいたします。 また、ネクストシステムではAIやXR(AR/VR/MR)の開発実績と製品が多数ありますので、 本製品以外でも様々なアプローチでご提案が可能です。 ぜひ、お気軽にお問い合わせください。 ■ネクストシステムHP https://www.next-system.com ■製品一覧 https://www.next-system.com/product/ ■開発事例 https://www.next-system.com/solution/ ■お問い合わせ案内 https://www.next-system.com/contact/
詳細情報
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VisionPoseはディープラーニングによる推論・解析を行い、骨格検出を可能にする国産のAI姿勢推定エンジンです(PoseEstimation)。 解析された骨格情報は様々な分野や用途で応用され、新しいサービスや機能を実現いたします。 また、本製品に用途制限はなく、一度の購入で永続的にご利用ができます。
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姿勢推定(Pose Estimation)とは動画、画像から人物などの姿勢をマーカーレスで推定するAI技術です。VisionPose Single3Dでは、2D画像から3D座標を推定する技術を利用し、2D座標で最大30キーポイント、3D座標で最大17キーポイントをカメラ1台で人間の骨格情報を検出できます。深度センサ付きカメラの代替として、モーションキャプチャとしてご利用ください。
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VisionPoseが標準で検出する骨格のポイントは30箇所になります。 また、VisionPoseはアノテーションツールも提供していますので、検出が弱い部分の追加学習による精度向上が可能であり、また検出する骨格ポイントの追加や手先のみの検出、動物への応用なども行えます。
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エッジデバイス上で動作する当社独自の姿勢推定向けエッジAIソリューションです。 従来のIoT開発でAIを利用する際には、AIの膨大な計算処理を行うためにインターネットを介してクラウド上で処理をしたり、取得した情報をクラウド上で保存をすることが一般的でした。 しかし、クラウドへの通信が発生することによりリアルタイム性が損なわれたり、クラウドにデータを置くことによるセキュリティリスクが発生するなどの課題があります。 そこでハードウェアの性能進化と共に近年注目されている技術が、エッジコンピューティングです。 近年のハードウェアの進化によりAIの膨大な計算処理を現場のデバイス上で迅速に処理できるようになりました。 NVIDIA社のAI深層学習向けの小型エッジデバイスである「Jetson AGX Xavier」「Jetson Xavier NX」「Jetson Nano」での動作が可能です。
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体にマーカーなどを装着せずに、カメラ映像からリアルタイムに人体の動きを検出できます。ですので、簡易モーションキャプチャーとして、ゲームやスマホでのアバター操作などにご利用いただけます。
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スポーツ分野などの姿勢評価、運動評価などにご利用いただけます。
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工場の作業者の作業評価や異常作業(正しくない作業)の検知などにご利用いただけます。
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「夢を現実に未来を創る」の企業ビジョンのもと、最新のテクノロジー(AI,XR)とコンテンツ(3DCG,Movie,Music)の融合を行い、最先端システムの開発とサービスの提供を行っています。 当社独自開発の姿勢解析AIエンジン「VisionPose(ビジョンポーズ)」はすでに国内400社以上の企業に提供しており、スポーツの運動解析やリハビリの歩行解析や、工場内の作業者の作業解析、エンタメ系のモーションキャプチャーなどに利用されています。 (導入例) ・トヨタ自動車の歩行アシストロボット「ウェルウォークWW-2000」に VisionPoseを提供 ・エイベックスのダンス技術のスコア評価スマホアプリ「Dance COMMUNE」にVisionPoseを提供 また、時系列解析を組み入れて、一連の動きを解析する時系列行動解析や異常行動解析も行えます。さらに、人間工学(エルゴノミクス)的評価により作業負荷解析にも応用しています。 また、ARサイネージ「Kinesys(キネシス)」は、国内100社以上に導入され、仮装試着やインタラクションサービスに利用されています。