燃料油や様々な液体の漏液の位置検出システム『トレーステック』
オフィスビル、データセンタ、半導体工場などで発生する燃料油、化学品、水などの液体の漏れを常時監視し、漏液箇所をすぐに特定!
『トレーステック』は、燃料油、化学品、薬品、水などの漏れが少量のうちに、漏液している位置を特定し、スピーディな対処が行えるデジタル型漏液検知システムです。 オフィスビル・工場・病院の非常用発電設備まわりの燃料配管からの“燃料油の漏れ”、データセンターやサーバルーム内の水配管・空調設備からの“水漏れ”、半導体工場やプラントからの酸・アルカリ・有機溶剤・硫酸などの“液漏れ”など、様々な場面で活用できます。 トレーステックは1984年に開発されて以降40年以上の実績を誇り、全世界で1万km(1000万メートル)以上を販売し、世界中の40以上の空港と、数千ヵ所のデータセンタに納入しております。 1つの回路で1m~1500mまでのセンサケーブルの設置が可能。 1つのシステムで最大128回路、190Kmまでのセンサケーブルを設置できます。 防爆バリアを使用することで、危険場所でも使用できます。 【特長】 ■単体で様々なシステムに統合可能 ■検出器の操作は調整不要でカンタン ■高精度の漏洩位置検知(±1m) ※詳しくはPDFをダウンロード、もしくはお問合せください。
基本情報
漏液の位置検出システム『トレーステック』のセンサケーブルは、自己制御ヒータで有名な“レイケム”の導電性ポリマー技術の応用により開発されました。 トレーステックのセンサケーブルは漏液の検知や位置の検出に威力を発揮し、工場やプラント周辺の環境を漏液による事故から守ります。 ビルや病院の非常用発電機の周りの燃料油漏れ対策、濃硫酸などの劇物の流出・漏液事故対策、データセンタやコンピュータルームの漏水対策に適しております。 【導入実績例】 ◎データセンタ・コンピュータルーム ◎オフィスビル・工場・病院の発電設備の燃料配管まわり ◎半導体工場 【センサケーブル】 ◎TT1000(水用) ◎TT3000(導電性の液体用[酸性・アルカリ性]) ◎TT5000(燃料油用[ガソリン、軽油、、灯油、ジェット燃料など]) ◎TT5000-HUV(燃料油用、屋外設置用) ◎TT5001(有機溶剤用[アセトン、トルエンなど]) ◎TT7000(濃硫酸、濃硝酸用[屋外使用可]) 【検出器】 ◎TTDM-128 ◎TTSIM-2 ※詳しくは資料をご覧ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ
価格情報
システム構成によって価格が変動しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
納期
型番・ブランド名
トレーステック(TRACETEK)
用途/実績例
油漏れ(漏油)対策: オフィスビル・工場・病院の自家発電機や非常用発電機の周辺、空港内の燃料油の油送配管 液漏れ(漏液)対策: 化学工場、製薬工場、石油化学プラント、半導体工場のクリーンルームの床下、濃硫酸の流出対策 水漏れ(漏水)対策: データセンタ、コンピュータルーム、商業ビル、美術館・博物館などの配管周り トレーステックは、世界中で1万km以上の販売実績があり、50,000件以上の納入実績があります。
関連動画
カタログ(7)
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【新製品】レイケムの高温用自己制御ヒータの新製品「XTVR」の販売開始
レイケムの自己制御ヒータ「XTV」シリーズを改良した新製品「XTVR」シリーズの販売を開始しました。 XTVRシリーズは最大保持温度が150℃に向上しました、更に最高間欠暴露温度の250℃までは累計2000時間使用することができます。 XTVRシリーズは国内防爆の型式検定(国際整合技術指針)にも合格しているため、1種および2種危険場所、または第一類および第二類危険箇所で使用することができます。 XTVRヒータはレイケムの最新のテクノロジにより、最高連続暴露温度(150℃)で10年間運用しても、95%以上の出力を保持します。
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高温用自己制御ヒータ「HTV」シリーズに、高出力ヒータの新製品「28HTV2-CT」を追加
レイケムの高温用自己制御ヒータ「HTV」シリーズに、新製品として高出力の「28HTV2-CT」が加わりました。28HTV2-CTは国内防爆の型式検定(国際整合技術指針)にも合格しております。 28HTV2-CTは現行品の20HTV2-CTより約50%の高出力となります。 耐熱温度260℃、最大205℃までのプロセス保温用が可能な電気ヒータで、1種および2種危険場所、または第一類および第二類危険箇所で使用することができます。 HTVヒータはレイケムの最新のテクノロジにより、最高連続暴露温度(205℃)で10年間運用しても95%以上の出力を保持します。
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レイケムの防爆用ヒーティングシステム、10,000回路の納入を達成!
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取り扱い会社
エヌヴェントのサーマルマネジメント事業部は、自己制御ヒータを発明した「レイケム」をはじめ、漏油・漏液・漏水の位置検出システム「トレーステック」、MIケーブルの「パイロテナックス」、プロジェクトのターンキーソリューションを提供する「トレーサー」など複数のブランドを有する、ヒーティングシステムと漏油・漏液・漏水検出システムのスペシャリストです。 当社エヌヴェント(nVent)は、エレクトロニクス産業の分野で卓越した複数のブランドを有する、売上高32億USドル(約4,600億円)、従業員約11,000人の企業で、米国ニューヨーク証券取引所に上場しております。