【事例】水温用データロガーを用いた韓国の沿岸環境調査を実施
水力発電ダムの排水が沿岸に及ぼす影響調査にオンセット社のデータロガーを採用
当社では、米国オンセット社製「データロガー」の正規輸入販売を行っています。 同製品を用いた水中モニタリングの事例をご紹介します。 【使用例】 ■産業:水中調査 ■組織:韓国水資源公社(K-Water) ■適用:水力発電ダムの排水が沿岸に及ぼす影響調査 韓国において飲料水および工業用水の開発・供給に責任を負う政府系会社・ 韓国水資源公社(K-Water)は、水資源事業が韓国南部沿岸の生態系にあたえる 影響について調査してきました。 このプロジェクトは、"水力発電からの放流が下流域の水温と塩分濃度の 低下を招き、干潟での貝の生産に影響を与えるのでは"という、漁業管理 関係者による苦情に対応することがきっかけでした。 調査には、使用が簡単で信頼性が高く、最も費用対効果がよい方法として 「HOBO水位、導電率、水温用のデータロガー」を採用。 ダム貯水池、河口、干潟、沿岸海域、流域の3つの特徴の異なる分岐点を含む 15の場所において、温度と導電率の変化を観測しました。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【調査結果】 ■温度は自然領域、ダム領域、都会領域、海水領域によって異なり、 低温化の影響は限られた季節要因が影響している可能性が大きい。 ■淡水の流入が常に水温低下などの影響を与えるとは限らず、 水力発電の排水が海水温に影響を与えている可能性はほとんどないと結論した。 ■わずかな温度や塩分濃度の変化が環境に何らかの影響を与える可能性はあるため、 継続的なデータ収集が重要である。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ■水中環境のモニタリング ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。