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化成品改良剤  『防曇剤』

トレー包装や野菜袋などに使用される食品包装用フイルムの曇りを防止するために用いられる安全性の高い防曇剤

食品添加物でもあるグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどを主成分として、プラスチックに練り込むことでプラスチック表面を親水性に変え、表面の曇りを防止する防曇剤を製造しています。

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基本情報

◆防曇剤の必要性 プラスチックの表面は、もともと水をはじく疎水性の性質を持っています。 そのため表面が曇りやすくなっています。この“曇り”により内容物の食品が見えなくなったり、 付着した水滴により食品の変色や腐敗を招く場合があります。食品の包装のみならず、 農業用フイルムのハウスやトンネルにおいても、同様の理由による障害が発生しやすくなります。 そこで、表面の曇りを防ぐ防曇剤の添加が必要になるのです。 ◆マスターバッチなど、さまざまな防曇剤 あらかじめ防曇剤を高濃度に練り込んだマスターバッチとして「リケマスター」シリーズや、 当社の界面活性剤技術を活用し、各種用途に対応した複合製剤もあります。 ★詳細は、資料請求またはカタログをご覧下さい★

価格情報

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用途/実績例

食品包装用ストレッチフィルム、農業用フィルムや硬質シート等に使用

取り扱い会社

プラスチック、ゴム、化粧品、潤滑油、塗料などの工業分野では、製品の機能性や加工性の向上を目的としてさまざまな改良剤が使用されています。 当社は、1959年に国内初の分子蒸留法による高純度モノグリセライドの製造を開始して以来、多価アルコール脂肪酸エステルを中心とした改良剤を幅広く開発・製造してきました。 私たちは単なる製品の提供だけではなく、お客様の製品開発において改良剤の機能が効果的に発揮されるよう、技術サポートを含めたお客様とのコミュニケーションを充実させています。 近年、工業用分野では、安全性を求める気運が高まり、食品用梱包材料をはじめ玩具などのプラスチック製品にもこうした製品が注目されています。当社の多価アルコール脂肪酸エステルは、食品用乳化剤など食品分野で使用される安全性の高いものが中心であり、食品への展開と同時に工業分野へ積極的に応用展開しています。 今後、環境に対する意識も高まる中、私たち工業用分野において「安全、安心、環境」をキーワードにお客様にニーズに柔軟に対応して新たなる時代に向けた製品開発にチャレンジしていきます。

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