長距離搬送ポンプシステムを活用した下水汚泥処理の課題解決事例
オーストラリアの大手水道局での導入事例。粘性の高い流体を安全・効率的に搬送する技術で、下水汚泥処理の課題を解決。
オーストラリアの大手水道局であるシドニー・ウォーター社へ、高粘度移送物の長距離搬送ポンプシステム(SAI)を導入した事例をご紹介いたします。 同社では、従来からのシステムは複雑で設置面積も広いため、効率やコスト、運用の柔軟性といった点でいくつかの課題を抱えていました。 導入後は、SAIの高い効率や費用対効果、環境上のメリットが証明されたことでオーストラリア各地の自治体が運営する水道管理部門に、この下水汚泥のための高度な搬送技術を広く採用いただける環境も整いました。 【SAIシステムの導入効果】 ■高含水率の下水汚泥をプラグ状で搬送することにより、摩擦損失を低減し、省エネを実現 ■密閉配管を使うシステムのため、臭気漏れのリスクを低減できる ■大型構造物不要で、設置面積を最小限に抑え、柔軟なレイアウトが可能 ■NATA(オーストラリア国立試験認可者協会)による厳格な性能テストにも合格 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
基本情報
【SAIのメリット】 ■コストの節約:従来のベルト・コンベアやスクリュー・コンベヤに比べ、 初期費用と運転コストを削減できる ■運用効率:低圧の圧送システムにより、下水汚泥の輸送を効率化するとともに、 必要なメンテナンス作業を最小限に抑える ■環境と安全性の改善:密閉配管を使うシステムであるため下水汚泥が大気に触れることがなく、 臭気の漏出が減って作業環境の安全性も向上する ■柔軟性と拡張性:モジュール設計のSAIは、一時的な用途にも恒久的なアプリケーションにも 容易に応用でき、最大1,000メートルもの配管経路を通じた搬送が可能 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
納期
用途/実績例
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私たち日本シーペックス(SEEPEX)は、液体を移送・制御する製品とサービスを提供している世界のリーディングカンパニーです。私たちの一軸偏心ねじポンプ第一号機は、1972年ドイツのボトロップの本社工場で製造されました。現在では、ヨーロッパを始め、アメリカ、アジアなど世界70カ国以上の現場で私たちのポンプが活躍しています。日本国内では、下水道などの環境業界、化学、製紙業界、飲食品業界、製油・ガス供給会社から建設や造船業界に至るまで、移送問題に対する最善の技術的・経済的なソリューションを提供しております。近年では再生エネルギーの一つでありますバイオガス業界からも非常に高い評価を頂いております。また、常に時代の一歩先を読んだ革新的な商品開発力やこれまでの導入実績に裏打ちされた高い技術力、きめこまかな営業力、技術サポートなどのアフターサービスをも評価頂いていると自負しております。