日本初!直流給電方式による新たなトンネルLED照明システムを開発
新技術情報提供システム(NETIS)に登録された技術 直流給電方式(CG-170008)と(TH-15008)の両方を採用
この度、開発した日本初の新たなトンネルLED照明システムは、電源装置を電気室内に設置し、直流でトンネル内の照明器具に給電することで、器具の小型化・軽量化を実現しました。従来製品は器具本体内に電源装置がありましたが、本製品は器具本体内に電源装置がないため小型化が可能となり取り付け作業が大幅に軽減いたします。また電源装置が器具本体内から電気室に一括設置することでメンテナンスの簡易化を実現いたしました。 直流給電方式のトンネルLED照明システムは、トンネル内の照明器具を超小型・軽量とし電源配線をコネクタ方式にすることで施工費用低減、電源装置を電気室に設置することでメンテナンスの容易さと安全性の向上を実現します。 直流給電方式トンネルLED照明は、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました技術(CG-170008)と、小型・軽量LEDトンネル照明器具の技術(TH-150008)の両方を採用しております。 この度、国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所管内の国道185号休山トンネル(下りL=1,704m)にトンネルLED照明システムを採用いただき納入いたしました。
基本情報
星和電機株式会社は、1957年(昭和32年)、当時世界初の海底トンネルである関門トンネルに照明器具を納入して以来、2010年(平成22年)には、国土交通省の直轄国道としては全国初のLEDトンネル照明器具を江の浦トンネルに納入。 1.直流給電方式のLEDトンネル照明器具は、電源装置を内蔵しないLED(発光部)のみのため、筐体は超小型・軽量で、器具費用、施工費用が従来より低減できる省施工の製品。 2.トンネル照明器具の調光制御は、電気室内直流電源装置からの直流制御により可能なため、専用の調光用ケーブルが不要。 3.トンネル照明器具の電源接続には、防水コネクタを採用し、配線接続作業の省力化が図れ、工事工程の短縮につながります。(CVVケーブルを用いた直列接続方式) 4.直流電源装置を電気室内に設置することにより、点検・交換のメンテナンス性が向上。 5.トンネル照明器具は、蝶番・錠などの腐食部品が無い構造で、落下防止や安全性が向上。 6.直流電源装置は、ネットワーク接続により事務所等に設置されたパソコンからWebによる遠隔監視ができるため、故障監視を始めとするリモートメンテナンス・予防保全が可能。
価格情報
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納期
用途/実績例
2019年3月 国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所管内の国道185号休山トンネル(下りL=1,704m)にトンネルLED照明システムを採用いただき納入いたしました
関連動画
カタログ(3)
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星和電機の小型・軽量LEDトンネル照明器具がNETISの「活用促進技術」として有用な技術に選ばれました
この度、弊社が開発した新たな小型・軽量LEDトンネル照明器具が、NETISの「活用促進技術」として有用な技術に選ばれましたのでお知らせいたします。 ・NETIS登録番号 : TH-150008-VE ・技 術 名 : 小型・軽量LEDトンネル照明器具 「STAR LED’S TUNNEL」 ・登 録 日 : 2020年3月26日 概要 ・道路附属物の落下対策が重要視されるなか、従来のステンレスプレス 器具の代替として、小型・軽量化により施工性と安全性に優れたアルミ製のLEDトンネル照明器具(スリム型)を他社に先駆け開発して、NETIS登録を行っていました。 ・国交省の直轄工事における活用実績により従来技術より優れるものとして「有用な技術」として評価され、今回「活用促進技術」に位置づけられました。 ・照明設備工事等において活用促進技術などの「有用な技術」を活用することで入札時の加点※1や、工事成績評定での加点が見込まれます。 (※1:国土交通省 地方整備局により運用が異なります)
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照明学会より「照明普及賞」を受賞 星和電機の直流給電方式トンネルLED照明システム
弊社が開発した直流給電方式のトンネルLED照明システムが、「照明普及賞」を受賞しましたことをお知らせいたします。 照明学会 「照明普及賞」を受賞 ・受 賞 名 : 照明学会 2019年 照明普及賞 ・受 賞 者 : 国土交通省 中国地方整備局 広島国道事務所 ・対 象 設 備: 広島国道 国道185号休山トンネル(下り線) ※星和電機が開発した直流給電方式のトンネルLED照明システムを広島国道185号休山トンネル(下り線)に納入 ・受 賞 日 : 2020年3月27日 概要 国道185号休山トンネル(下り線)」の直流給電方式の LEDトンネル照明設備 照明学会 照明普及賞とは 照明学会(照明普及分科会)では、昭和32年(1957年)創設以来、その年に竣工した優秀な照明施設を「照明普及賞」として表彰しています。 施設の企画、設計、施工などに多大な功績のあったものに与えられ、賞の選考は、視環境、照明技法、照明効果などの観点から総合的に審査され、その地域を代表する照明施設として表彰されます。
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電気設備学会より 「最優秀開発賞」を受賞 星和電機の直流給電方式トンネルLED照明システム
弊社が開発した直流給電方式のトンネルLED照明システムが、「最優秀開発賞」を受賞しましたことをお知らせいたします。 電気設備学会 「最優秀開発賞」を受賞 ・受 賞 名 : 第31回 電気設備学会 技術部門 最優秀開発賞 ・受 賞 者 : 装置開発:星和電機(株) / 施工:(株)長沼電業社 ・対象の業績: DC給電トンネル照明システムの開発 ・受 賞 日 : 2020年4月2日 概要 本システムは、DC電源装置を1箇所に集約し、電気室に設置する方式で「国内初のDC給電トンネル照明システム」であり、 以下の3つの項目を達成しており、本システムが今後、広くトンネル等に展開できることを高く評価されました。 (受賞理由を一部抜粋) 1. 照明器具の小型・軽量化 2. ケーブル施工費の大幅削減による経済性向上 3. 装置の集約化による保守性向上 電気設備学会 開発賞 調査・開発に関する技術、装置、製品・システムなどの発明・考案、施工技術などに関する業績で、電気設備学会賞「技術部門」受賞にふさわしいものとされ、毎年、最優秀開発賞1件以内、優秀開発賞若干件が表彰。
取り扱い会社
星和電機は、道路情報板をはじめとする情報表示システム、「ウォーターパール」の名で親しまれてきた防水・防爆形などの産業用照明、関門トンネルへの本格納入にはじまるトンネル照明、「カッチングダクト」に代表される樹脂製品など各事業分野で実績を残し、それぞれの専門分野におけるトップメーカーとしての位置を確立してきました。 新規事業としては、1997年よりデジタル機器から発生する電磁ノイズ障害への対策を行う電磁波ノイズ対策(EMC)製品事業を開始。 LED事業においては、2002年4月に青色発光ダイオードの独自開発に成功、同年12月に白色発光ダイオードを開発。これらの技術をもとに、道路・トンネルをはじめ産業用照明に至るまでLED照明器具分野で積極的に事業を展開しています。 2018年3月9日 星和電機株式会社は東証一部に上場いたしました。2022年4月より東証スタンダード市場へ移行しました。 今後もこれまでに培ってきた独創的な発想力と技術力を基盤に、さらに革新的な製品づくりに取り組み、業容の拡大に努めてまいります モノ作りの原点へ 「From the Kyoto to the world」