コンピューター横編機 SES-R
製品カテゴリを大幅に拡大する、シンカーニットの集大成
ニット業界に革命を起こしたベストセラーであり現代の成型編みの原点とも言える名機〈SESシリーズ〉を踏襲したコンピュータ横編機〈SES-R〉では、新型可動シンカーの搭載により、あらゆる組織にも柔軟に対応する超立体成型を実現し、これまで以上に広い製品カテゴリの編成が可能です。 合わせて自走式キャリア、そしてラッキング可能なループプレッサーベッドを前後に装備することで、インターシャとi-Plating、インレイ編成との融合に対応し、今までにない多種多様なデザイン表現を高効率に編成できるようになり、アパレル以外にもスポーツ・インテリア・産業資材などさまざまな業界の期待にお応えします。 「Revolution(変革)」と「Reborn(再生)」を意味する「R」を冠したSES-Rは、新シリーズの落ち着いた色合いと重厚感が増したデザインとなり、また塗装面積を減らし、リサイクル材を採用。さらに従来と比べ消費電力を削減したことで環境にやさしいニットマシンとなりました。
基本情報
【新型可動シンカーによる超立体成型】 ループに無理な力を与えず、編み目にやさしく理想的な状態でループを保持するスプリング式可動型シンカーが、可動シンカーと固定シンカーを融合させたシンカーシステムに一新しました。 【ループプレッサーベッド】 SES-Rの前後ニードルベッド上部にループプレッサーベッドを搭載しました。1本幅から高品質かつ高効率なi-Platingが可能になりました。また、インレイカムが自動切り替えとなったため、従来必要だったi-Platingとインレイのカム交換が不要になりました。 【i-Platingの性能強化】 前後ニードルベッドにループプレッサーベッドを搭載することにより、前天竺だけでなく後天竺に対してもi-Platingが可能となりました。 【自走式キャリア】 自走式キャリアでは、個々のヤーンキャリアがモーター駆動によりキャリッジとは独立した動きで所定の位置まで移動し、空コースが発生しないため、編成効率と生産性が向上します。
価格帯
納期
型番・ブランド名
SES-R
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1962年に手袋編機の自動化を原点に出発した島精機製作所は、今日、先進のハードウェアと優れたソフトウェアを高度に融合させた魅力ある製品を創り出す総合メカトロニクス企業へと発展し、コンピュータ横編機の分野では世界シェアNo.1となりました。シマセイキを成長させたエネルギー、それは創意と工夫、さらに何よりも未知の技術領域へ挑むエンジニア・スピリッツ。SHIMA SEIKIは、社員一人ひとりがこの精神をもとに、これからも「限りなき前進」を続けます。