【AI画像検査事例】不織布マスク上の異物や欠陥
柄入りの不織布やマスクなどに加工した製品上で異物を検出する
不織布関連の検査で弊社にお問い合わせがある対象は大きく分けて3つあります。 ・ロール to ロール の状態での検査 ・不織布に柄を印刷した状態での検査 ・不織布をマスクなどに加工した状態での検査 それぞれの状態に応じて使用する仕組みが異なります。例えばロール to ロールでの検査ではEasyInspectorを使うことが多いですが、柄入りの不織布やマスクなどに加工した製品上で異物を検出するのはDeepSkyが得意とするところです。加工後の製品は凹凸や重なりがあるため一般的な二値化処理では誤検出が多発してしまいますが、ディープラーニングでは虫や毛髪、カスなどの特徴を学習して検出するため製品の柄や加工のばらつきにほとんど影響されないためです。ここではDeepSkyによる検出を紹介します。 ・毛髪やカスなどの異物(画像1枚目・2枚目) ・シワや破れの欠陥(画像3枚目・4枚目) ロール to ロールの検査では製品が移動している間、固定したカメラで監視続ける方法が適していますが、加工されて個別の製品となっている今回のマスクのような例では自動排出も考慮すると次のような仕組みが利用可能です。
基本情報
構成は、DeepSky、Intelligent I/Oユニット、排出用エアノズルの組み合わせ。DeepSkyはコンベア上の製品を連続的に検査し、NGヶ所を認識するとI/OユニットのNG出力がONとなります。 この出力にエアノズルの電磁弁On/Offを接続することでNGが出た時にエアーを吹き出し、コンベアから落とす仕組みにすることができます。 【機器構成(抜粋)】 ■使用ソフト:DeepSky(学習版) ■視野範囲:180×180mm ■検査対象の最小サイズ:1mm ■検査個所数:製品全体(数カ所程度の欠陥検出を想定) ■カメラ解像度:130万画素 【その他の機器構成】 ■レンズ焦点距離:12mm ■レンズと製品との距離:約400mm ■照明:バー照明、または室内灯 ■照明と検査品の距離:– ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
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「大きな効果を得る」、その一方で「費用を抑える」。シンプルなのに果てしない努力が求められます。 だからこそ、技術やサービスという手段で「費用対効果」を追求し続ける価値があるとスカイロジックは考えています。 EasyInspector2/DeepSky:累計2,500の導入実績がある外観検査ソフトです。 効果:高精度かつ軽量のAI モデルを開発しました。1台のPCに5台のカメラを同時接続できます。 費用:設定習得のコストを低減するためノーコードはもちろん、検査モードを決めるだけで必要な処理が決定されます。低コストで増設や横展開が可能です。 EasyMonitoring2:カメラによりメーターを正確に読取・記録し、異常を通知するシステムです。時間とコストがかかる巡回監視を無くします。 効果:メーター読取だけでなく、AIで処理槽や油漏れなどの確認も自動化可能にしました。 費用:PC1台で100台までの安価なカメラに接続することができます。月額費用はかかりません。 これらの他にも「費用対効果」のための様々な製品を提供しています。是非、貴社の課題・テーマをお聞かせください。