ダイヤモンド量子センサによる非破壊検査「鉄鋼」
ダイヤモンド量子センサを使った鉄鋼の非破壊検査の紹介です。
メーカー:Kwan-tek(フランス) フランスのKwan-Tek社は、ダイヤモンドNVセンタ技術を核とするシステムを開発しております。現在NVセンタを使用した非破壊検査に関する開発を進めています。本技術が有効と考えられるひとつとして「鉄鋼」の非破壊検査があります。"研削焼け"や"マルテンサイト(硬くて脆い結晶構造)"の検知を、NVセンタの利点「コンパクト」「頑丈」「高感度」を生かして行います。現在共同開発を行うパートナーを広く募っております。興味のある方はお気軽にお声がけください。 【NVセンタの特長】 ○磁気・電気・温度・ひずみに高い感度をもつ ○高い空間分解能を持つ絶対的なセンサ ○遠隔エレクトロニクスと小型センサーヘッドにより、アクセスが困難な場所にも対応 ○高温や放射線環境などの過酷な環境に対応
基本情報
お客様の使用環境にあわせて提案します。 【基本構成】 ○センサヘッド ○制御部
価格帯
納期
用途/実績例
【事例研究1 : 研削焼けの検知】 ◆現場が抱える問題◆ 鉄鋼製造中に研削焼けが発生することがあります。 これが検出されないと、深刻な損傷を引き起こす可能性があります。 しかし、このような焼けは非破壊検査では検出が困難です。現在主流の検査方法は、ニタールエッチング後の目視検査に依存していますが、 これは環境・健康・トレーサビリティの問題を引き起こします。さらに、生産ラインの最終段階での検出では、非効率な製造プロセスとなります。 【事例研究2:水素設備の欠陥検査】 ◆水素脆化の防止◆ 当社の高解像度量子磁気センサは、ステンレス鋼中の微小なフェライト領域(強磁性で錆びやすい)を識別し、水素設備の安全性向上に貢献します。水素脆化は、水素が金属内部に拡散することで疲労強度の低下や亀裂の発生を引き起こし、水素貯蔵に深刻な問題をもたらします。フェライト相の検出は損傷を防ぐために不可欠です。 【事例研究3:原子力関連設備の欠陥検査】 ◆原発施設のより安全な運営◆ Kwan-tekの堅牢なダイヤモンドセンサは高温下・高放射線区域で動作し、制限されたエリアでの効率的な展開を実現します。
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