プラスミド DNA pBR322 の立体構造異性体の解析に関する資料を公開しました!
東ソー株式会社 バイオサイエンス事業部 計測分野
一般的に、プラスミド DNA は大腸菌培養 液からの精製により得られます。培養液中 には、夾 雑 成分である宿主由来のゲノム DNA や RNA 、たんぱく質などの他、 目的と する プラスミドの立体構造異性体である開環 DNA( Open circular 、直鎖 DNA(Linear) も 存在します。 これらは遺伝子の発現効率を低 下させるため、臨床用のプラスミド DNA で は スーパーコイル DNA の純度が 90 以上で あることが求められています。そこで今回、陰イオン交換ク ロマトグラフィーを用いてプラスミド DNA pBR322 の立体構造異性体の分離を検討しま したので、 紹介します。