インクラインドディスクドライヤ
特殊なディスク構造により、付着性原料に適した溝形撹拌乾燥機 汚泥処理に多数の実績
【原理】 蒸気等の熱媒を用いた伝熱で原料を加熱し乾燥させるタイプ(間接加熱型)の乾燥機です。 蒸気等の熱媒はディスク・シャフト、ケーシングのジャケット部へ供給されます。 ディスク構造は熱伝達速度と撹拌・揺動効果を最大限に高めるために、中空インクラインドディスクとなっています。 このディスクを回転させることにより、シャフト及びケーシングへ付着した乾燥原料を自動的に掻きとるセルフクリーニング効果を利用し、原料付着対策および伝熱面の更新による蒸発性能の向上を図っています。 【特長】 コンパクト 単位体積当たりの伝熱面積が大きく、据付面積を小さくできます。 省エネルギー 間接加熱型のため熱効率が高く、また、インクラインドディスクによる高い撹拌効果により、回転数を低く抑えられ、動力が小さくなります。 水分調整が容易 水分は、滞留時間や蒸気温度によって調節することができます。滞留時間は乾燥機出口のセキ高さを調節します。 少排気量 間接加熱型のため排気ガス量が極めて少なく、排ガス処理装置、脱臭設備がコンパクトになります。また真空乾燥として低温乾燥も可能です。
基本情報
伝熱面積2~250m2 微粒子向け機種の取り扱いもございます。
価格帯
納期
用途/実績例
下水汚泥、排水汚泥、スターチ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリアセタール、その他の物質でも多数実績があります。
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◆単位操作機器とプラントエンジニアリングのシナジーにより、お客様の利益の最大化を図り、環境保全に貢献します。 【単位操作機器】 ・晶析、ろ過、乾燥、計量、混合を中心とする各単位操作(コア技術)に精通したスペシャリストを有し、また、自社設計機器を中心とした豊富なラインナップを揃えております。 ・自社工場で主要機器・大型機器を製造することにより、高い品質の機器をご提供します。 ・R&Dセンターに多数テスト機を保有しており、複数の操作を組み合わせたテストも可能です。 【エンジニアリング】 ・国内外で化学、食品プラントを中心に多数のEPC実績を有します。 ・東南アジアを中心とした海外拠点との連携により、お客様の海外進出をサポートします。 ・コア技術の知見を活かし、グループ会社機器や他社機器も組み合わせた、最適なプロセス提案が可能です。